
新卒薬剤師
中澤杏奈

新卒薬剤師
伊藤友希

新卒薬剤師
澤井彩華

新卒薬剤師
佃 茂
就職先として調剤薬局を選んだ理由を教えてください

患者さんと密接に関わりたいと考えて、調剤薬局かドラッグストアに絞って就職活動をしていました。ただ、薬剤師の姉がドラッグストアで働いていたので、どうせなら違うことがしたいと思い、より地域に密着していることが強みである調剤薬局を選びました。

私は母が薬剤師で、実家が薬局なんです。それを小さい頃から見ていたこともあり、OTCにも興味があったのでドラッグストアと迷ったのですが、大学で習得した知識をすぐに活かせるのは調剤薬局だと思い志望しました。

私は人と関わることがすごく好きで、長いスパンで患者さんに寄り添い、ケアをしたいという思いがありました。であればドラッグストアか調剤薬局となるのですが、ドラッグストアは売上の数字に左右されながら接客しなくてはならないイメージがあったので、、、必要なことを適切なタイミングでアドバイスできる調剤薬局を選びました。在宅やOTCもありますし。

私も、調剤薬局は患者さんの「初期治療が終わったその後」も見られると思ったので志望しました。実習で病院も経験したのですが、抗がん剤を扱うことが多く、悲しいことが多くて。。。そういったことに向き合うのも薬剤師の使命だと思いましたが、患者さんのトータルな健康をサポートできるのが調剤薬局だと考えました。
数ある薬局の中から雄飛堂を選んだ理由を教えてください

雄飛堂に「縁」を感じてやまなかったからです!実務実習先の病院の門前薬局が雄飛堂で、薬局長がとても優しく、穏やかな方で、店内も木目調でおしゃれでした。働く場所もできれば格好良い方がいいなと思っていたので、特に印象に残りました。また、タブレット端末の電子薬歴を導入するなどIT化が進んでいるのも好印象でした。業界でもまだ広く導入されていませんし、パソコンですべて対応するイメージだったので、すばらしいなと思いました。



それはあるよねー

私も家から大学に通う途中に雄飛堂が3店舗あり、いつもきれいな薬局だなと思っていました。本社も家の近所だったので(笑)、なら会社見学に行ってみようと思って。店舗見学でタブレット端末の導入を知ったり、どの店舗もきれいだったので、雄飛堂一本で行こうと決めました。

私は大手の調剤薬局も考えたのですが、都内で働きたかったので、それを考えると雄飛堂も大手と遜色なく、学内説明会での人事の方々の雰囲気がすごくよかったので、雄飛堂に決めました。父と仕事について話をしたときに、会社の雰囲気は「上」の人間で決まると聞いていたので、こういう人たちが上にいるんだったら、会社全体の雰囲気もいいんだろうなって思いました。

私は祐一さん(社長)がキラキラしているのにビックリしました。



ギラギラじゃないの?(笑)

あ。そうかも(笑)。実務実習をいわき市の川原田店で受けていたのですが、そのときにたまたま祐一さんが来られて、この人何者!?と思っていたら、「社長の大塚です」と言われびっくりしました。そのとき、雄飛堂の取り組みについて熱くプレゼンをされ、目がキラキラしてて、すごく心に来た!と思って、雄飛堂いいなと思いました。そしてインターンシップに行ったときに目標とする先輩に出会えたのが決め手になりました。女性の薬剤師さんなのですが、仕事がすごくできて、笑顔もとても素敵でまさにキラキラしてて、こんな女性になりたいって思いました。
入社してからの業務内容と仕事の楽しさ・やりがい難しさ等を教えてください

本配属から4ヶ月目、「ファン」というか、私のことを「ツクちゃん」と指名してくれる方ができました!



ツクちゃん!?(爆笑)アイドルみたい

何回かお会いしているうちに、来局されたら事務スタッフに「ツクちゃんいる?」と指名してくれるようになりました。親しみを込めて接してくれること自体嬉しいですし、私を信頼してくれてると思うので、それがとにかく嬉しくて。とてもやりがいを感じてます。
仕事の難しさというか厳しさは、やることがとにかく沢山あることです。いま在庫管理も担当しているのですが、店舗間で商品の移動をかけるときに、店舗同士忙しいなか、電話をかけたり、メールを送ったり、段取りをうまくしないと手間がかかりますし、相手にも迷惑かけるので、スムーズに進むよう気をつかいながら業務にあたっています。

私は最近、在宅の患者さんを一人担当することになったのですが、なかなか心を開いてくれない部分もあり、試行錯誤中です。あまり踏み込んでも引かれてしまうし、踏む込まなかったら進めないし、、、という繰り返しですが、前向きに取り組んでいます。そして、周りの先輩方が段階的に新しい仕事を与えてくれ、新しいことを吸収できるので、毎日すごく楽しいです。要所要所で私の意見も求めてくれるので、例え活かされないとしても、聞いてくれることを嬉しく感じてます。

私はまだピッキング、調剤、鑑査、投薬に時間がかかっているので、スピードアップを課題にしています。後から鑑査を始めた先輩の方が先に終わったりすると、待たせている患者さんに悪いですし、焦ると間違えてしまいますし。。。でも、優しい患者さんが多いので「申し訳ございません」と謝ると、「こっちこそたくさんの処方をたいへんでしょう。ごめんね。ありがとう」と言ってくださることもあるので、それを励みに頑張っています。

患者さんも、伊藤さんの人柄を見ているんだね。
私は社内で処方せんが一番多い店舗に勤務していることもあり、初めの頃はピッキングや投薬でいっぱいいっぱいでした。ただし最近は、当時よりテキパキ動けるようになったと思います。また、他店舗にヘルプに行くことも多いのですが、自店では見えなかったことも見えるようになって、そこで吸収したものを自店で活かすようにしています。ヘルプに行くことはとても勉強になっています。

印象に残った社内研修は?

私は入社時研修のエゴグラム診断です。

私も!自己分析をできたことが印象に残っています。自己分析は就活サイトでもできたのですが、研修では結果を踏まえて、ここを伸ばすにはどうしたらよいか、ここが弱いのはどいういう理由か、ということを理解できたのでとてもよかったです。私は論理的思考が弱く、その解決方法として料理とかするとよいと書いてあったので、料理を始めました(笑)。
料理ってけっこうマルチタスクな動きを求められるじゃないですか。私はひとつのことに集中するとそれ以外見えづらくなるので、そこを直そう思って。最近は、洗い物をしながら一品二品は作られるようになり、手際もよくなってきたと思います。手際の面は仕事にも活かせると思っています。作る料理ですか?カレーや煮豚、肉じゃがとかですね。お芋が好きなので、ポテトサラダとか芋餅なんかも作っちゃいます。



おー、すごい!

私はフィジカルアセスメントです。研修に継続性があり、1回目は基礎、2回目は実情や社内での取り組みや今後など、具体的内容だったので印象深かったです。いまのところフィジカルアセスメントを実践する機会はないのですが、知らないことはチャンスが来ても実践できないので、知識を学ぶ機会をもらえるのはすごくありがたいです。

私はアンガーマネジメント研修がすごく印象に残っています。普段の生活でも、なんでこの人こんなにイライラしてるの、ということあるじゃないですか。誰かがイラつき始めると周りに連鎖する、みたいな。そんなときに研修を思い出し、イライラの要因がわかるようになって、自分のイライラもコントロールできるようになってきました。相手をイライラさせないために自分はこう動けばいいんだなとか、コミュニケーションの中で活かせてきたなって思っています。

私はまったくイライラしないんですよ。薬局内では、僕が緩衝剤的な立場になれば、みんなが穏やかに仕事をできるんじゃないかと。



さすがアイドル(笑)
今後の目標と薬学生の方にメッセージをお願いします

知識と経験をたくさん蓄えてそれを患者さんのために活かせることが、目指す薬剤師像なのですが、まだまだ半人前です。なので、患者さんに投薬するときに一言アドバイスをできたりする、ひとりの薬剤師として早く認められるよう日々の業務を大切にしています。
薬学生さんは、いま学んでいることは実務にも活かせることなので、私たちにとって当たり前のこと、例えば異なる点眼薬の間隔は5分以上あけましょうなど、患者さんは知らないことが多々あります。知識は無駄にならないのでしっかり身につけるとよいと思います。

そうだね。薬学生さんは、国家試験のことで頭がいっぱいだと思うのですが、知識をただ暗記するのでなく、将来ちゃんと活かせるようにしておいた方が自分のためになると思います。私は、薬局にきた患者さんだけでなく、身の回りの人の役にも立てる薬剤師になることを目標にしています。

直近の目標は、ファンをもっと作ることです。僕のために薬局に足を運んでくれる、数えきれないほどのファンを作りたいです(笑)。将来の目標が自分の店舗を持つことなので、ファンをたくさん作る力を雄飛堂で養えば、自分が薬局を持ったときに絶対に役立つと思い、そこをすごく意識していま仕事にあたっています。
薬学生さんには、コミュニケーション能力を大切にして欲しいです。「かかりつけ薬剤師」制度も始まっていますし、今後より患者さんとの関りが密接になっていくと思います。なので、人の懐にいかに入り込むかという能力は学生のうちに磨いておくのがよいかと思います。

私は目指す先輩に少しでも近づきたいです!若いのに店舗運営を任されていて、できることも多く信頼も厚い先輩のような薬剤師になりたいと思っています。それをいまの薬局長もご存知なのか、すごく成長させようと熱心に教育してくださるので、私もそれに応えていくつもりです。
薬学生さんには、私も「人とのコミュニケーション」を大切にして欲しいと思います。学生のうちにいろんな人とのコミュニケーションに慣れておけば、社会に出ても人とちゃんと話せるし、相談とか報告もスムーズにできるようになると思います。
