画期的なインスリン治療器具の報告がありました!
2015.06.27
米ノースカロライナ大学(University of North Carolina)とノースカロライナ州立大学(North Carolina State University)の研究チームから、インスリン注射の必要な糖尿病の患者さんに、適量のインスリンを自動的に投与できるパッチ状の治療器具(貼り薬のようなイメージ?)が、実験動物を用いた前臨床試験に合格したとの研究報告が22日、発表されました。
このパッチ状の貼り薬は、「血糖値の上昇を検知して、必要に応じていつでも適量のインスリンを血流中に放出できる世界初のスマート・インスリンパッチ」と説明されています。
その仕組みは、1セント硬貨ほどの大きさのパッチに極小の針が100本以上埋め込まれていて、その極小針1本1本に内蔵されている「超小型の格納装置」には、インスリンとブドウ糖(グルコース)を感知する酵素が入っており、血糖値が高くなりすぎた場合に速やかに内容物が放出されるような仕組みになっているようです。
まだ動物実験の段階ですが、人間での臨床試験で効果が証明されれば、インスリンを注入するために注射針の使用を強いられる糖尿病患者さんにとっ、より痛みの少ない代替手段であり、インスリン注射を持ち歩かなくても良くなるかもしれません。
また新しい続報が入りましたらまた投稿させていただきます(K)
「教えて!薬剤師さん」フェイスブックページ
https://www.facebook.com/yakkyoku
富山でお勉強してきました!
2015.06.20
先週末に、初めて北陸新幹線に乗り、富山で開催された「東洋医学会総会」に参加させていただきました。
東洋医学会総会とは、漢方を中心にした学会で、年に1回総会が開かれます。
多くの症例報告や先日フェイスブックページ「教えて!薬剤師さん」(https://www.facebook.com/yakkyoku)でも紹介させていただいた、芍薬甘草湯のゼリーなどのちょっと珍しい漢方薬がみられたりと、短い期間ですが私にとってはいつもワクワクするような学会です。
いろいろと仕入れてきた?つもりなので、フェイスブックページやブログでも紹介できればと思っています(^^)
(k)
ツムラ漢方記念館
2015.06.13
先週、今週とフェイスブックページ「教えて!薬剤師さん」(https://www.facebook.com/yakkyoku)に、漢方薬の構成生薬になる植物の写真を投稿しました。
投稿した写真は、ツムラさんの漢方記念館と薬用植物園で撮らせていただいたモノです。
https://www.tsumura.co.jp/corporate/release/2008/htm/1010_g-mark.htm
今回は、薬剤師会主催の勉強会の一環で伺いましたが、特にそのような会では無くても予約をすれば見学可能のようです。もちろん薬剤師云々は関係ありません。
記念館では、漢方薬の歴史から貴重な書籍や道具を見ることができ、植物園では、生薬の元になる植物が観察できます。
東京都心からは、車で約1時間程度で行けますし、近くには、牛久大仏や阿見のプレミアムアウトレットもあります。
興味のある方は是非一度見学に行ってみてください(K)
祝!テレビ放映
2015.06.06
なんと!BS11の「報道ライブ21」で、自宅に眠っているお薬への薬剤師の対応と雄飛堂の在宅訪問への取り組みが紹介されました。http://www.bs11.jp/news/2513/(6/4放送分)
事前にお知らせできればよかったのですが、どの程度放映されるのか直前まで把握できていなかったので、「されました」のお知らせになってしまいました(-_-;)
また改めて、録画映像などを動画でUPできればと思います(技術があれば・・・)
お楽しみに!
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アロマピーワックスサシェ
2015.05.30
今週の「教えて!薬剤師さん」(https://www.facebook.com/yakkyoku)で「五月病とアロマ」という話題を取り上げましたが、実は先日、知り合いが開催した「アロマビーワックスサシェ」教室に参加してきました。
「アロマビーワックスサシェ」とは、蜜蜂が巣を作るときに分泌する天然のワックスに、アロマoilなどを混ぜてハーブやお花を飾ったもののことです。
やさしい香りでなかなか良い感じです。置いておく場所などによっても違うようですが、香りは半年ぐらい楽しめるそうです。
もちろん初めて作成したのですが、出来栄えは・・・写真の通りです。持ち帰ってみると意外に家族には好評でした(^^;)
もしかしたら才能があるのかもしれません(笑)
久しぶりに右脳を使ってリフレッシュできました(K)
2015社員総会
2015.05.23
先週の土曜日(5/16)に、年に1回の雄飛堂社員総会が開催されました。
フェイスブック(https://www.facebook.com/yakkyoku)では、二次会以降のネタがすでに投稿されておりました(笑)が、こちらは総会の様子です。
総会では、全社員に向けて社長や各部門長から、今年度の目標と中期的な取り組みについて説明がされました。
全社員が一堂に集まる機会はなかなかないので、大変貴重な瞬間です。
その後の懇親会では、店舗以外の社員同士や関係会社の方々などとも懇親を深め、ビンゴゲームやおいしい食事を堪能いたしました。
翌日は日曜日という事もあり、社員総会終了後も二次会、三次会と行かれた方も少なくなかったようです(^^;)
さぁ今年度も頑張りましょう!(K)
食中毒の予防はお早めに!
2015.05.16
今年は、例年に比べて気温の高い日が続いており、既に夏日を記録している地域も少なくありません。
まだGWが終わったばかりではありますが、これから始まる高温多湿の季節に向けて、食中毒に対する備えをしておきましょう。
食中毒の原因は、大きく分けてノロウイルスなどのウイルス性とサルモネラなどの細菌性に分けられます。今回は、この時期に多く発生する細菌性の食中毒についてです。
なぜこの時期にこの細菌性の食中毒が発生しやすいかというと、その多くが室温(約20℃くらい)で活発に増殖し始め、人間や動物の体温ぐらいの温度で増殖のスピードが最も速くなると言われているからです。また、細菌の多くは湿気を好むため、気温が高くなり始め、湿度も高くなるこれからの時期に、食中毒が増え始める傾向にあります。
細菌性の食中毒で代表的な菌というとサルモネラ菌ですが、このサルモネラ菌は主として飲食物を介して、経口感染する病原菌の1つです。そしてこのサルモネラ菌の仲間は、腸内細菌の1つとされており、現在では約2,200種が知られているようです。その全てが食中毒の原因になるかどうかは未だに不明な部分があるようですが、今のところ食中毒に関与しているのは薬100種類程度ではないかと推測されているそうです。
サルモネラ菌は、30~40℃において極めて早く増殖し、5℃以下では死滅はしないが増殖は出来ないとされています。また熱に対してあまり強くは無く、60℃20分間の加熱でそのほとんどが死滅するとされています。
多湿の状態を好み、菌自体は乾燥にあまり強くないようですが、何かに付着しているような状態だと乾燥していても死滅しない事があるようです。
では、どのようにして予防するかと言うと・・・
・食肉や卵は、十分に加熱する。
・まな板、包丁、ふきんなどはよく洗い、熱湯や漂白剤で殺菌する。
・調理後は早めに食べる。
・長期間の保存はできるかぎり避ける。
・ペットなどに触れたあとは、よく手を洗う。
お弁当の中身などにも、キチンと火を通した物の方が安全です。
まだまだそれほど暑くないから・・・でも人間の体温くらいで、菌の増殖スピードがグッと上がる事を考えたら、今から予防しておいた方が良いですよね。
(K)
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そろそろ注意しましょう!
2015.05.09
ゴールデンウィークも終了し、だんだんと暑い日が増えてきます。
まだ5月だから・・・と油断はしないで、今から熱中症には気をつけて過ごしましょう。
先日、日本救急医学会から、熱中症の診療指針が初めてまとめられました。
重症度を三つに分け、頭痛や嘔吐などがあれば、医療機関の受診が必要としています。学校や職場だけでなく様々なところで参考にして頂ければと思います。
重症度の分類は、周囲にいる人が早く異常に気付いて治療につなげる目的でつくられているそうです。体温などにかかわらず、めまいや立ちくらみがある状態を「1度」、頭痛や嘔吐があれば「2度」、意識障害などがあれば「3度」としてあります。
対応としては、「1度」の時は体の表面を冷やすことや水分・塩分の補給など現場で応急手当てをし、「2度」以上は医療機関へ連れて行く。医療機関では経口か点滴による水分・塩分の補給や、体を冷やす処置などを受ける。「3度」は入院が必要となっています。
1度の状態でも、誰かがそばで必ず見守り、回復しなければ医療機関を受診する事を推奨しています。
自分だけでなく、周りの人の異常にも注意して早く気がついてあげる事が大切になります。
今から十分注意しておきましょう。
(K)
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栄養相談会のお知らせ
2015.05.02
雄飛堂薬局のlala赤羽店では、月に何度か定期的に、小さいお子さんとそのご家族を対象に栄養相談会を開催しています。
開催場所は、赤羽駅東口すぐの商店街「lalaガーデン赤羽」の入り口にある雄飛堂薬局lala赤羽店で、普段から常駐している管理栄養士がご相談をお受けします!
事前の申し込みは必要ありませんし費用もかかりませんので、お気軽にご来店いただければと思います。
もちろん薬剤師も居ますので、栄養相談ばかりでなくお薬の飲ませ方などの相談にもバッチリお答えいたします!
5/16以降も定期的に開催を予定しております。
詳細な開催予定は、lala赤羽店までお問い合わせ下さい。
(K)
雄飛堂薬局lala赤羽店
http://www.yuhido.com/store_details/lala.html
ゴールデンウィーク期間中5/4~5/6はお休みさせていただきます。
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そろそろスギ花粉のシーズンも終盤ですが・・・
2015.04.25
「クジガンバロール」(Kujigamberol)と言うのをご存知ですか?
岩手県の久慈市産の琥珀から、新規の抗アレルギー物質が発見されたそうです。岩手大学の研究室が発見したようですが、動物実験で鼻づまりやかゆみを抑える効果が確認されていて、久慈の復興応援の意味を込めてその発見された物質を「クジガンバロール」(Kujigamberol)と命名し、物質特許も取得したようです。
この新物質は、世界にある琥珀の中でも、久慈市産の琥珀にだけ含まれている物質のようでロシア産やドミニカ産の琥珀からは発見されなかったそうです。そして、この久慈産琥珀の抽出エキスは、アレルギー性鼻炎の定量噴霧医薬品の約5倍の能力があるということです。
琥珀と言えばジュラシックパークという映画を思い出しますが、琥珀とは太古樹木の樹脂が、地中に埋もれて化石化(高分子化合物化)して出来たものの総称で、この樹脂の化石化には数百万年あまりの年月が必要と考えられており、宝飾用に用いられる上質な琥珀の多くは数千万年以上前のもののようです。産地などの違いもありますが、化石化する樹木の種類(スギ科、マツ科、マメ科など)による違いもあるみたいですね。
うまく商品化されると良いですね。
(K)
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