熱い(暑い)海の日(^^)

先週末、「海の日」がありましたので、連休になった方も多かったのではないでしょうか。
この連休中には、いろいろなところで学会が開かれていたようで、私が知っているだけでも在宅の学会が都内近郊で、日本在宅医療学会、日本在宅薬学会、日本在宅ケア学会などが開催されていました。
大分暑かったので、ちょっと涼みがてら学会に参加してきました(笑)

さすがにハシゴしては参加できませんので、私は「第26回日本在宅医療学会」に参加してまいりました。

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暑い中、大盛況で2日目には要旨集が売れ切れてしまっているほどでした。
参加されている方は、名札を付けているのですが、医師ばかりでなく看護師や薬剤師と思しき方々も多数参加されていました。

2日目の午後には、市民講座が無料で開催され、これには一般の方が多く参加されており、席は満席で後方には立見の方もチラホラ見えるほどでした。

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学会に参加し、最新の情報を入手しながら多くの立場の方々のご意見を伺うと、「まだまだ頑張らなくては!」と思う熱い「海の日」でした(K)

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ビールのおいしい季節になってきましたね!

暑くなってまいりました!
夏はビールがおいしい季節ですよね。最近は多くの種類が発売されていますが、ビール~ビールテイストまで何種類ぐらいあると思いますか?
ちょっと調べてみたところ、大手4社で約95種類ありました。大手だけでこの数なので、地ビールなどを入れると果たして何種類あるんでしょうね(^^;)

ビールというとプリン体が気になる方も少なくないでしょう。
通常、プリン体は食物全般に含まれており、主にうまみ成分の1つと言われていて、人間の体内でも生成・分解されています。
このプリン体は、体内で分解されて尿酸に変化し体外に排出されますが、尿酸の量が排出能力を超え、体内に蓄積されると痛風の原因となるといわれています。

ビールや発泡酒に含まれているプリン体は麦芽由来のプリン体です。お酒では、蒸溜酒よりも醸造酒の方が多く含まれているようです。100mlあたりのプリン体量は、ビールや発泡酒ではそれほど多くはありませんが、塵も積もれば・・・で暑いからと言って毎日飲んでしまうと痛風の危険性が高くなると言われています。

先ほどの95種類のビールや発泡酒などのプリン体含有量を調べてみると、やはり想像通りビールが多めになりますが、続いて新ジャンル→発泡酒→ビールテイストという傾向がみられました。新ジャンルの中でも糖質「0」やオフなどと表示のある製品はプリン体も低くなっているようです。
ビール以外でプリン体を多く含む食品には、レバー類・白子・一部の魚介類(エビ、イワシ、カツオ等)や・干し椎茸などがあげられます。

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レバーの焼き鳥とビール・・・というのは、尿酸値が高めの方には要注意ですね(><) (K) フェイスブックページ「教えて!薬剤師さん」(https://www.facebook.com/yakkyoku)

日本で話題の「食べる順番」がアメリカでも・・・

糖尿病やその予備軍の方、そしてダイエットなどにも有効ではないかと言われている「食べる順番」の話題が、アメリカの糖尿病学会発行の「Diabetes Care」にも掲載されたようです。

既に皆さん良くご存知だとは思いますが、(1)食物繊維の多い野菜料理、(2)たんぱく質中心のメインのおかず、(3)ごはん、パン、めん類など糖質中心の主食──の順番で食事をする方法です。
初めに食物繊維が豊富な食品を食べることで、腸内での糖質の吸収を緩やかにして血糖値が上がりにくくなるとともに、食欲や体重抑制の働きのあるインクレチンというホルモンの分泌も促されると言われています。
ちょっと面倒な料理ごとの栄養バランスやエネルギー量などを細かく計算する必要がなく、それでいて血糖値の上昇を抑えられると言われています。

今回のアメリカでの報告は、肥満を合併している糖尿病(2型)患者11人(女性6人、男性5人、平均年齢54歳、平均HbA1c値6.5%)を対象に、計628キロカロリー(タンパク質55グラム、炭水化物68グラム、脂質16グラム)の典型的な洋食の食事する時に、炭水化物をいつ食べるかで比較したようです。
食べる前には12時間絶食し、最初の1回は①パンとオレンジジュース(炭水化物)→15分後→②皮なし鶏胸肉のグリル(蛋白質)→15分後→③ドレッシングやバターを使った野菜サラダ(食物繊維、脂質)の順番で食べ、1週間後には③→②→①の順番に変えて食事をして比較した結果です。
その結果、炭水化物を最初に食べた①→②→③に比べ、最後に食べた③→②→①で食後血糖値が下がり、インスリンの分泌も抑えられたという結果が出たようです。

日本では、2010年ころから話題になっていた食事療法がようやく太平洋を渡ったみたいです(笑)

ちなみに2014年のデータですが、世界の糖尿病人口は増加の一途で、2014年現在の糖尿病有病者数は3億8,670万人(有病率 8.3%)に上ると言われており、20~79歳の成人の有病率は8.3%、なんと12人に1人が糖尿病有病者と推定されているとのこと。
あまり良いランキングではありませんが、世界ランキングでは、第1位中国(9,629万人)、第2位インド(6,685万人)、第3位米国(2,578万人)となっています。日本の成人糖尿病人口は721万人で、昨年の720万人から微増し、ランキングで10位となっっているようです。
さらに・・・糖尿病を発症している可能性が高いにも関わらず、検査を受けて糖尿病と診断されていない人の数は、全世界で1億7,900万人に上るとも言われています。スゴイ数字ですよね(K)

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胃がんの検診が変わりそうです

市区町村が行う胃がん検診が変わりそうです。
今までのバリウムをのむX線検査に加えて、新たに内視鏡検査が導入される見通しになったようです。
厚生労働省の専門家検討会で先月末に了承されました。
今後、対象年齢や受ける間隔が決められて指針が改定されるようです。早ければ来春の検診から導入される見込みとの事。

一部の自治体では独自の公的負担をして、鼻や口から内視鏡を入れる内視鏡検査をすでに実施している自治体もあるようですが、指針が改定されれば内視鏡検査が今まで以上に広がるとみられています。

厚生労働省の専門家検討会では、国立がん研究センターが4月に公表した胃がん検診のガイドラインで、内視鏡検査を「推奨」としたことなどから、検診に取り入れる科学的根拠があると判断されたそうです。がんセンターのガイドラインでは内視鏡検査の対象年齢は50歳以上がのぞましく、受ける間隔は「2~3年とすることが可能」としています。

現在、厚労省の指針で、40歳以上の住民を対象にX線検査を年1回行われています。X線検査は引き続き推奨されます。
内視鏡の検査については、対象年齢などの検討や内視鏡の専門医の確保、検査施設の整備のほか、財政的な負担への対応などの課題も残ります。こうした点の議論を続け、8月をめどに報告書がまとまるようです。

胃がん検診ばかりでなく、健康診断はとても大切です。
自分の為だけでなく、家族や周りの人の為にも1年に1回は検診を受けましょう(K)

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画期的なインスリン治療器具の報告がありました!

米ノースカロライナ大学(University of North Carolina)とノースカロライナ州立大学(North Carolina State University)の研究チームから、インスリン注射の必要な糖尿病の患者さんに、適量のインスリンを自動的に投与できるパッチ状の治療器具(貼り薬のようなイメージ?)が、実験動物を用いた前臨床試験に合格したとの研究報告が22日、発表されました。
このパッチ状の貼り薬は、「血糖値の上昇を検知して、必要に応じていつでも適量のインスリンを血流中に放出できる世界初のスマート・インスリンパッチ」と説明されています。

その仕組みは、1セント硬貨ほどの大きさのパッチに極小の針が100本以上埋め込まれていて、その極小針1本1本に内蔵されている「超小型の格納装置」には、インスリンとブドウ糖(グルコース)を感知する酵素が入っており、血糖値が高くなりすぎた場合に速やかに内容物が放出されるような仕組みになっているようです。

まだ動物実験の段階ですが、人間での臨床試験で効果が証明されれば、インスリンを注入するために注射針の使用を強いられる糖尿病患者さんにとっ、より痛みの少ない代替手段であり、インスリン注射を持ち歩かなくても良くなるかもしれません。
また新しい続報が入りましたらまた投稿させていただきます(K)

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富山でお勉強してきました!

先週末に、初めて北陸新幹線に乗り、富山で開催された「東洋医学会総会」に参加させていただきました。

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東洋医学会総会とは、漢方を中心にした学会で、年に1回総会が開かれます。
多くの症例報告や先日フェイスブックページ「教えて!薬剤師さん」(https://www.facebook.com/yakkyoku)でも紹介させていただいた、芍薬甘草湯のゼリーなどのちょっと珍しい漢方薬がみられたりと、短い期間ですが私にとってはいつもワクワクするような学会です。

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いろいろと仕入れてきた?つもりなので、フェイスブックページやブログでも紹介できればと思っています(^^)

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ツムラ漢方記念館

先週、今週とフェイスブックページ「教えて!薬剤師さん」(https://www.facebook.com/yakkyoku)に、漢方薬の構成生薬になる植物の写真を投稿しました。

投稿した写真は、ツムラさんの漢方記念館と薬用植物園で撮らせていただいたモノです。
https://www.tsumura.co.jp/corporate/release/2008/htm/1010_g-mark.htm
今回は、薬剤師会主催の勉強会の一環で伺いましたが、特にそのような会では無くても予約をすれば見学可能のようです。もちろん薬剤師云々は関係ありません。
記念館では、漢方薬の歴史から貴重な書籍や道具を見ることができ、植物園では、生薬の元になる植物が観察できます。

東京都心からは、車で約1時間程度で行けますし、近くには、牛久大仏や阿見のプレミアムアウトレットもあります。
興味のある方は是非一度見学に行ってみてください(K)

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祝!テレビ放映

なんと!BS11の「報道ライブ21」で、自宅に眠っているお薬への薬剤師の対応と雄飛堂の在宅訪問への取り組みが紹介されました。http://www.bs11.jp/news/2513/(6/4放送分)

事前にお知らせできればよかったのですが、どの程度放映されるのか直前まで把握できていなかったので、「されました」のお知らせになってしまいました(-_-;)

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また改めて、録画映像などを動画でUPできればと思います(技術があれば・・・)
お楽しみに!

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アロマピーワックスサシェ

今週の「教えて!薬剤師さん」(https://www.facebook.com/yakkyoku)で「五月病とアロマ」という話題を取り上げましたが、実は先日、知り合いが開催した「アロマビーワックスサシェ」教室に参加してきました。

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「アロマビーワックスサシェ」とは、蜜蜂が巣を作るときに分泌する天然のワックスに、アロマoilなどを混ぜてハーブやお花を飾ったもののことです。
やさしい香りでなかなか良い感じです。置いておく場所などによっても違うようですが、香りは半年ぐらい楽しめるそうです。
もちろん初めて作成したのですが、出来栄えは・・・写真の通りです。持ち帰ってみると意外に家族には好評でした(^^;)
もしかしたら才能があるのかもしれません(笑)

久しぶりに右脳を使ってリフレッシュできました(K)

2015社員総会

先週の土曜日(5/16)に、年に1回の雄飛堂社員総会が開催されました。
フェイスブック(https://www.facebook.com/yakkyoku)では、二次会以降のネタがすでに投稿されておりました(笑)が、こちらは総会の様子です。

総会では、全社員に向けて社長や各部門長から、今年度の目標と中期的な取り組みについて説明がされました。
全社員が一堂に集まる機会はなかなかないので、大変貴重な瞬間です。

その後の懇親会では、店舗以外の社員同士や関係会社の方々などとも懇親を深め、ビンゴゲームやおいしい食事を堪能いたしました。
翌日は日曜日という事もあり、社員総会終了後も二次会、三次会と行かれた方も少なくなかったようです(^^;)

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さぁ今年度も頑張りましょう!(K)