今年は少しお高めかも?

10月1日より今シーズンのインフルエンザワクチン接種が始まりました。

今年のワクチンは、厚生労働省の決定で昨年までのワクチンより対応するウイルスの数が1種類増えました。
今までのワクチンはA型インフルエンザ1類・2類とB型インフルエンザ1類の3種類が混合されておりましたが、毎年のように3月ころになって流行するB型インフルエンザには、なかなか対応が出来ていなかった為、そこに対応するためのワクチンB型インフルエンザ2類が追加され、4種類が混合される事になりました。

その結果、コストが高くなり、それが販売価格に反映されてしまい、最終的には接種を受ける方の負担が増えてしまうケースが出てきているようです。
インフルエンザワクチンの予防接種は、保険診療にはなりませんの一律な値段設定にはなりませんが、接種一回につき300円から500円程度の値上がりが予想されているようです。自治体や健保組合などによっては、このワクチンに対して様々な公的補助がありますので、地域や年齢などによっては患者負担は変わらないケースもあります。

詳細な補助や値段につきましては、各自治体や医療機関等でご確認ください。

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ご迷惑をおかけいたしました<(_ _)>

シルバーウェークの連休から27日までかけた十条銀座店の改装がようやく終わりました。

連休前後は、改装だけでなくその準備などでご利用の患者さんには大変ご迷惑をおかけいたしました。
外観はあまり変わりませんが、調剤室(薬を調剤する部屋)を2階に上げる事によって、待合の場所を少し広くすることが出来ました。

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十条銀座商店街の真ん中で、近隣のみなさまのお役にたてる薬局でありたいと思っております。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。(K)

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「貧血」と「立ちくらみ」の違い

めまいといっても、あまり心配のないものから、重大な病気のサインとして現われるものまでさまざまあります。

急に立ち上がったりしたときにフラッとするような症状を良く「立ちくらみ」と言いますが、この原因が全て「貧血」かというとそうではありません。
医学用語でいう「貧血」とは、血液中の赤血球が少なくなる病気のことで、それにより、体に十分な酸素が運ばれなくなり、息切れや動悸(どうき)などの症状を引き起こしてしまいます。その症状の1つとして「めまい」があります。

では、「立ちくらみ」は医学用語で何というのかというと、「起立性低血圧」(俗に「脳貧血」)と呼ばれます。
自律神経がうまく働かないと一時的に血圧が下がり、脳の血流が不安定になる事によって症状が出ます。ひどいと目の前が暗くなったり、意識を失ったりする事もあります。

簡単に言うと「貧血」は 血液中のヘモグロビン量や、血球成分量が少ない事が原因なので、血液に問題があり、「立ちくらみ」は、血圧などの調節が原因の症状で、一時的に脳に送られる血液少なくなってしまい起る症状で、血液自体には問題がないという違いです。

採血をすれば、貧血かどうかはわかる事が多いので、どうかな?と思ったら受診してみてくださいね。(K)

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ご迷惑をおかけいたします。

シルバーウェークから来週末にかけて、北区十条にある「雄飛堂薬局十条銀座店」(http://www.yuhido.com/store_details/jujoginza.html)
を改装させていただきます。
工事期間:9月19日(土)15:00~9月27日(日)

シルバーウェーク明けの24日~26日につきましては、近隣の雄飛堂薬局を含めた薬局で対応させていただきますが、いつもご利用いただいております患者様には、何かとご不自由をおかけしてしまう事もあると思います。
大変申し訳ございませんが、ご了承いただければと思います。

改装して綺麗になった(なる予定)薬局にご期待ください。(K)
<改装前>

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18歳は大人かもしれませんが・・・

先日、選挙権年齢が20歳から18歳に引き下げられる改正公職選挙法が、参院本会議で全会一致で可決、成立しましたね。

その後、民法改正で18歳が大人になった場合、「飲酒・喫煙を制限されることは社会的に保護が必要だと示しているともいえ、適当ではない」とし、飲酒・喫煙年齢を引き下げることを「妥当」としていましたが、結局、飲酒や喫煙を18歳から認めることを検討していた自民党「成年年齢に関する特命委員会」(委員長=今津寛衆院議員)は10日、解禁を容認する当初案を撤回し、両論併記にとどめる提言案をまとめました。

喫煙に関しては、厚生労働省で若年者の喫煙について、ガンや虚血性疾患のリスクについて危険性を示唆しておいて、「オイオイ!」という感じですよね。
(参考)http://www.mhlw.go.jp/topics/tobacco/qa/detail5.html

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飲酒についても、時々若年者の飲酒による事件や事故の話題が取り上げられますよね。(若年者に限らないかもしれませんが・・・)
このような中で様々な意見があったようで、結果的には飲酒や喫煙についての年齢引き下げは、一端棚上げになったみたいです。

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ちなみに、競馬や競艇などの公営ギャンブルについても、18歳からできることを「妥当」としていたみたいですが、これも撤回されたようです。(K)

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嚥下障害の改善に新しい情報です!

食べ物を飲み込む力が低下した障害を「嚥下障害」と言いますが、その治療の1つとして、喉の神経を微弱な電気で刺激して治療する世界初の機器が新しく開発されたそうです。

通常であれば、食物が喉に達すると喉の神経から脳へ「食物が来たぞ!」という情報が伝わり、脳が命令を出して食物を食道、胃へと送ります。ところが嚥下に障害があると、食物が誤って空気が通る「気管」に入ってしまい、肺炎(誤嚥性肺炎)の危険が高まるとされています。
開発された機器は、食事の際、首にパッドを付けて微弱な電気を流し、喉の神経活動を活発にすることで、この嚥下の機能を改善させるそうです。

嚥下障害は食べる楽しみを奪ってしまい、死因の3位である肺炎を引き起こしてしまう事がありますが、根本的な治療法が無い状況でした。この機器は、早ければ9月下旬に発売されるようです。期待したいですね。(K)
(参考)http://www.kobe-np.co.jp/news/iryou/201509/0008355265.shtml

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運動中の脇腹痛の原因は?

世界陸上も盛り上がっていますが、そろそろ暑さのピークも過ぎ、私達もジョギングなどの良い季節になってきますね。
ところで、突然ですが運動中の腹痛の原因ってご存知ですか?
すべての原因というわけではありませんが、代表的な考え方を少し紹介します。
どうやら痛みの場所でその原因が違うようです。

【右脇腹痛】
この原因は、横隔膜が痙攣している為と考えられています。
右腹部には、重い臓器の一つである肝臓があります。運動で大きな臓器である肝臓が揺れると、そのすぐ上に位置する横隔膜も連動して引っ張られてしまい、右側の横隔膜が痙攣して痛みが生じると考えられています。

【左脇腹痛】
この原因は、脾臓が収縮する時の痛みと考えられています。
脾臓は、血液を一時的に貯めておくスポンジのような臓器で、運動したりすると筋肉に酸素を送り込む為に血流量が増え、通常では足り無くなった血流量を補う為に、貯めてある血液を全身に送り込みます。その時に膵臓が収縮する為に痛みが出ると考えられています。
食べて直ぐに運動すると、筋肉ばかりでなく、消化の為に胃腸に血流を多く送り込む必要があるので、膵臓が頑張り過ぎてしまうんですね。
また、大腸のカーブ部分でもあるので、ガスや便が溜まりやすい事も原因になります。

原因が分かると予防も出来ますよね。
・準備運動をしっかり行い、横隔膜が痙攣しないように運動に慣らしていく。
・運動の前に食べ過ぎると、肝臓ばかりでなく、胃の重さで横隔膜に負担がかかってしまう事があります。
・食直後の運動は、膵臓に負担がかかり過ぎてしまうので避けるようにしましょう。

これらの予防法は、子供の頃から言われていましたけど、こうやって考えた事はあまり無いですよね(^^)

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(k)

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夏休み

8月も終盤に入りましたが、皆さん夏休みはどのように過ごされましたか?

私は、夏休みに南三陸に行き、今更ですが東日本大震災の「震災を風化させないための語り部バス」という企画に参加してきました。
福島県には、震災後に店舗を出店していることもあり、時々訪問している中で被災された方のお話なども伺う機会がありましたが、恥ずかしながら宮城県に伺うのは初めてでした。
これだけ情報が発達している現代ですが、やはり、現地でなければ分からないことが沢山あり、とても考えさせられる経験をさせていただきました。
写真は、宿泊したホテルの正面からみた志津川湾です。
今では、様々な海産物が以前と同じように養殖出来るくらいまでになっているようですが、こんなに穏やかに見える海が、当日は写真の左手前隅にある森のような島まで引き波があったそうです。

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まだ行かれたことがない方も多いと思います。是非一度は訪問してみて下さい。(K)

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みんなで熱中症を防ぎましょう!

先日、出勤したところ、仕事場の近くで酔っ払っていると思われる高齢の男性が横になっていました。
単に酔っ払いが寝ているだけなら放っておいても良いのですが、朝と言ってもこの暑さ・・・うちの職員が介抱し始めると周りの方々がお水を持ってきたり、うちわで仰いだりと言う状況になりました。
頻脈がみられ、あまり良い状態では無いと判断し警察へ届けると同時に救急車を手配したところ、そのまま搬送されました。

その日の内にこんなカードを頂きました(^^)

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フェイスブックページ「教えて!薬剤師さん」(https://www.facebook.com/yakkyoku)でも投稿しましたが、ご自分の周りでも異常を感じたら助け合いましょう!(K)

平均寿命世界一!

女性の平均寿命が過去最高記録を更新し86.83歳となり、3年連続で世界一になったと言う事がわかりました。

7月30日、2014年の日本人の平均寿命が発表され、女性86.83歳、男性80.50歳で、いずれも過去最高を更新したことが、厚生労働省が公表した簡易生命表で分かりました。
なんと女性は、3年連続で長寿世界一となるそうで、男性も前年の4位から3位に上がったようです。
3年連続はスゴイですよね(^^)

2013年と比べると、女性は0.22歳、男性は0.29歳延びている計算になります。
厚労省は「医療の進歩が反映されているとみられ、平均寿命は今後も延びる可能性がある」と指摘しています。

ちなみに・・・2014年の男女差は6.33歳あります。男女の差は、女性の延びの大きさに伴って拡大傾向にあったようなのですが、2013年の6.97歳という差をピークに緩やかに縮まってきているみたいです。

暑い毎日が続いておりますが、無理せず元気に頑張りましょう!(K)

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