正しい手洗い
昨日のフェイスブックページで「食品衛生月間」の投稿させていただきました。
そこで、手洗いの方法についてコメントを頂きましたので、何か良いイラストは・・・と思っておりましたら以下のようなサイトが見つかりました。
日本食品衛生協会さんのおススメ方法です。
http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/dl/link01-01_leaf02.pdf
是非いま一度、正しい手洗いの方法を確認して、食中毒を起こさないようにしましょう!
(K)
昨日のフェイスブックページで「食品衛生月間」の投稿させていただきました。
そこで、手洗いの方法についてコメントを頂きましたので、何か良いイラストは・・・と思っておりましたら以下のようなサイトが見つかりました。
日本食品衛生協会さんのおススメ方法です。
http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/dl/link01-01_leaf02.pdf
是非いま一度、正しい手洗いの方法を確認して、食中毒を起こさないようにしましょう!
(K)
各地で梅雨が開け始めました。これからが夏本番ですね。
24日のニュースで、昨年の夏に熱中症で医療機関を受診した患者さんが40万人を超えていた事が解りました。
これは、厚生労働省が管理する患者さんの診療報酬明細書のデータを集計した結果で、このような調査が全国規模で明らかになったのは初めての事だそうです。
この40万人超の患者さんの中には、5万8729人だった救急搬送者ばかりでなく、自力で来院した患者も含め、ほぼ全医療機関で受診者を網羅しているとの事。
http://www.asahi.com/articles/ASG7Q5SYJG7QULBJ00X.html
今からしっかり予防して、熱中症にかからないように十分注意しましょう!
6月から何回かに分けて水曜日にフェイスブックで、熱中症の症状・メカニズム・水分補給の方法などを投稿しています。
https://www.facebook.com/yakkyoku/photos/a.177697295631903.39194.151963611538605/627947297273565/?type=1
良かったら参考にしてみてください(^^)
(K)
東京都福祉保健局によると7月17日、子どもの感染症である「ヘルパンギーナ」の患者報告数が都の警報基準を超え、大きな流行となっていると発表した。ほかにも手足口病や咽頭結膜熱(プール熱)の感染者も増加傾向にあり、感染予防が呼びかけられています。
それぞれの原因と症状を確認してみましょう。
ヘルパンギーナも手足口病もどちらもエンテロウイルスというグループに属するウイルスによって起こる病気です。潜伏期間は2-7日です。
またどちらも原因となるウイルスは数種類存在するため、何回もかかる可能性があります。
自然に治る病気ですが、ウイルスの種類によってはどちらも髄膜炎(脳炎)を起こすことが知られています。嘔吐が続く場合は要注意です。
ヘルパンギーナの症状は、突然の発熱で気づく事が多く発熱はかなり高い場合もありますが、1-4日で下がります。
特徴的なのは、のどや口の奥に「みずぶくれ」ができることです。痛くて食事を取れなくなる場合もあります。
一方手足口病は、その名前のとおり手・足に小さい赤い発疹(ぼつぼつ)がでます。
熱がでる場合もありますが、あまり高くならず、また3日程度で熱は落ち着くことが多いです。発疹は手・足だけではなくお尻や陰部にも出ることがあります。
口の中は口内炎ができます。手と足と口に症状があるので手足口病と言われています。
咽頭結膜炎(プール熱)は、アデノウイルスというウイルスによって起る病気です。
潜伏期間は1~2週間で、「飛沫感染」と「接触感染」により感染します。
プールの水が汚染されて集団発生することが多く、俗に「プール熱」と呼ばれています。幼稚園児や学童に多い病気ですが、アデノウイルスは感染力も強いため、上の子が感染すると赤ちゃんにうつることもあります。
感染源はプールに限りませんので注意しましょう。
症状は、のどがはれて痛み出すと同時に結膜炎を起こし、白目やまぶたの裏側が赤くなり、目やにが出ることもあります。
目がショボショボする、まぶしがるといった症状と前後して、急に39度前後の高熱が出ます。
どちらもいわゆる「夏カゼ」と言われている疾患です。
治療については、どちらもウイルスが原因で起こる病気なので、現況では特別な薬はありません。
もちろん抗生剤は効きませんし、必要ありません。どちらもすべての症状が7日程度でなくなりますから、水分をしっかり補給して安静にしていることが重要です。小さいお子さんの場合、「夏カゼ」といっても脱水になる場合もあります。
まずは小児科でしっかり診断してもらい経過をみることが大切になります。
ウイルスによる感染症は、主にウイルスが含まれた咳やくしゃみを吸い込んだり、手を介して口に触れたりすることで感染します。
感染を防ぐためには、こまめな手洗い、咳やくしゃみをする時には口と鼻をティッシュなどでおおう、集団生活ではタオルの共用を避けることなどに気を付けることが必要です。
症状が治まった後も、患者さんの便の中には発症から2~4週間はウイルスが含まれていることがある為、トイレの後やオムツを替えた後は、しっかり手洗いしましょう。
(K)
先週末(7/6)に、東京ビックサイトでスポーツファーマシストの基礎研修会がありました。
貴重な日曜日に、朝から夕方までビッチリ研修を受けてきました。
スポーツファーマシストとは何かと申しますと、薬剤師の資格があって、所定の課程を修めた人が(公財)日本アンチ・ドーピング機構より認定される制度です。
最新のドーピング防止規則に関する正確な情報・知識を持ち、 競技者を含めたスポーツ愛好家などに対し、薬の正しい使い方の指導、薬に関する健康教育などの普及・啓発を行い、 スポーツにおけるドーピングを防止することを主な活動とします。
2020年の東京オリンピックに、競技者としてはサスガに参加することはできませんが、スポーツファーマシストとしてならもしかして参加できるかもしれないな…と言うのはあまいですかね(^_^;)
(K)
皆さんは、病気やけがで入院した時の食事代にどの位の費用がかかっているかご存知ですか?
一般病床や精神病病床における入院時の食費は、1食640円と定められているんです。
入院した患者さんは、この640円うち食材費分として260円を負担し、残りは公的医療保険から給付するような仕組みになっています。
退院時の清算で領収書にある「食事代」と言うのはこの負担分の事なんですね。
この負担金がどうやら上がるようです。
厚生労働省は2日、公的医療保険の制度改革に関し、一般病床などに入院する患者が医療機関に支払う1食当たりの食費の自己負担額を、原則260円から、倍近くの460円に引き上げる案を固めたようです。
なぜかと言うと、
①医療保険財政の改善。要は国の医療費が無いのでそれを少しでも解消するため。
②在宅医療の普及を図る上で、食費を全額自費で賄っている在宅患者との公平性を保つため。要は在宅医療を進めるにあたり、在宅患者さんの場合には医療保険から食事代の給付が無いので、不公平になってしまうのを解消するため。
と言うことらしいです。
早ければ2015年度中の実施を目指すようです。
この負担金は、年齢や所得などによって減額される事もあります。
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat320/sb3170/sbb31702/1951-254
(K)
ロコモティブ・シンドローム(ロコモ症候群)とは、立つ、歩くなどの日常の基本的な動作が困難になり、要介護や寝たきりになった状態、あるいはそうなる危険性の高い状態を指す言葉です。
簡単に行ってしまえば、運動器の機能障害のために移動能力が低下した状態の事です。
例えば、「しゃがもうとしても膝が痛くて曲がりきらない」「両腕を同時に真っ直ぐ伸ばして上げることができない」などという状態の事です。
加齢とともにそうしたリスクと向き合っていかなければならないのはある程度仕方ないことだが、驚くことに最新の研究では小中学生にも「子供ロコモ症候群」と呼べる症状が報告されているようです。
どのようなテストをしたのかと言うと、『かかとをつけた状態でしゃがみ、静止することができるか』といったチェックを行なったようで、しゃがんでいる途中で後ろに転げてしまったりでうまくできなかった子供が全体の約1割もいたそうです。
ロコモ症候群につながることが懸念される状態であるようです。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140626-00000022-pseven-life
ではでは、ロコモ症候群にならない為の予防法は・・・と思って調べてみましたが、基本的には3食しっかり食べることと運動が基本のようです。
皆さんは予備軍になっていませんか?
(K)
現在、第Ⅰ期の薬学部実務実習生を雄飛堂の3店舗で受け入れています。
先週、今週とその実習生が在宅の実習の為に、各1日だけですが私のいる店舗に実習に来ました。
午前中は講義が中心で、午後からは施設や個人在宅への同行です。
同行先では、それまでのリラックスしていた雰囲気が一転して大分緊張しているようでしたが、果たして、学生さん達からどのように見られているのでしょう(^^)
気になったのでレポートを見させていただきましたところ、普段は外来が中心の薬局で実習している事が多いので、大分新鮮に受け止めてもらっているようです。
概ね好評な実習と言う事かな・・・(←自画自賛)
1日で在宅の全てを理解することは難しいとは思いますが、施設や個人宅へ我々と同行することで普段の座学ではなかなか感じる事の出来ない経験が出来ていれば良いなぁと思ったりしています。
実習生の同行を受け入れて頂ける施設先や個人在宅先には、本当に感謝感謝です。
Ⅰ期の実務実習もあと1ヶ月です。
体調崩したりしないように頑張ってほしいですね。
(K)
今まで認められていなかった第一類及び第二類の医薬品のネット販売が12日に解禁になりました。
フェイスブックの方では4月8日に投稿しましたが、第一類の医薬品については、全てが解禁になるわけではなく、一部の医薬品は要指示医薬品に指定され、医療用から一般用医薬品に転用されて原則3年間は対面販売が必要になり、ネットでの販売を行うことができません。
https://www.facebook.com/yakkyoku/photos/a.177697295631903.39194.151963611538605/602836336451328/?type=1
店頭での販売の方法で変わる点も少なくありません。
例えば要指導医薬品は店舗では買えますが、薬を使う患者本人が購入する必要があります。
第一類の市販薬はネット、店舗ともに、使用者の症状や持病の有無などを薬剤師が確認することが義務付けられました。
今回の改正を受け、ドラッグストアの業界団体である「日本チェーンドラッグストア協会」は新たな対応マニュアルを作成しているようです。
ネット業界では、すばやい商品の発送を実現するために体制やサービスを整備した企業も出てきています。
アスクルとヤフーが共同で運営する「ロハコ」は、2013年12月に「ロハコドラッグ」をオープンしており、電話やFaceTime(テレビ電話),チャットなどで薬剤師に相談できるサービスを午前10時から午後10時まで年中無休で提供しています。
「ケンコーコム」は、5月30日に薬剤師が24時間リアルタイムで問診を行う「薬剤師LIVE」という新サービスを開始しました。
詳細な確認が必要な場合はチャットでの確認を行い、迅速に対応できるようにしています。
今後の動向に注目したいと思います。
(K)
何かと話題になっている「混合診療」について政府の方針が発表されました。
まず、「混合診療」とは何でしょう?
簡単にまとめてしまうと、今日本では、病気にかかった時に健康保険によって厚生労働省が保険診療として認めている薬剤を服用して治療する場合には、治療費の大部分が公費として賄われます。(国民皆保険)
ところが、保険診療としては認められていない薬物を患者本人の希望で服用したいとすると、その場合の認められていない部分の薬剤だけを自費で払うといった訳にはいかず、一緒に治療している本来は公費で受ける権利のある保険診療の費用まで、すべて自費で支払いをしなくてはなりません。
「混合診療」とはこのように、保険で認められている部分と認められていない部分を一緒に考える事です。
現在でも、先進的な医療などに限っては、例外的にこの「混合診療」を認めている部分もありますが、基本的には認められていないのが実情です。
この「混合診療」をめぐっては、様々な立場の方々から様々な意見がでています。
新しい治療法で早く治療したいと思う方もいれば、費用さえ払えば最新の治療が受けられるのか、国民皆保険制度のなかでそのような差が出てしまっても良いのかなどなど非常に難しい問題だと思います。
そのような中で政府は、この「混合診療」について、「患者さんの希望があればそれを認める新しい仕組みを作る方針を決めた」との報道がありました。
安全性や効果の審査を判断して、一定の基準を満たせば全国の病院や診療所で実施できるようにする予定のようです。
早ければ、2016年度からの実施を目指しています。
まだまだ議論する必要があると思いますが、これからの動向を注視して、また新しい情報がありましたら投稿したいと思います。
(K)
日本精神神経学会は、精神疾患の病名を変更すると発表しました。
分かりやすい言葉を使うとともに、患者の不快感を減らすのが狙いのようです。
特に子供の時期に多い病気を中心に「障害」という言葉を使う事に配慮されているようです。
一例をあげてみますと、
アスペルガー障害/自閉性障害 → 自閉スペクトラム症
注意欠如・多動性障害 → 注意欠如・多動症
学習障害 → 限局性学習症
大うつ病性障害 → うつ病
パニック障害 → パニック症
性同一性障害 → 性別違和
アルコール依存 → アルコール使用障害
神経性無食欲症(拒食症) → 神経性やせ症 などなど
診療現場や一般社会で旧病名も引き続き使えるようですが、新病名は将来的に保険請求で使う病名になる見込みのようで、徐々に切り替えが進むとされています。
そのような中で、ひそか?に「カフェイン使用障害」や「インターネットゲーム障害」などの新しい病名も発表されています。
病名変更には、様々な意味があると思いますが、いろいろなところにも影響があるように思います。
例えば、保険請求の病名もそうですが、小さい事かもしれませんがそれに伴う医薬品の添付文章等も書き換えになるのでしょうか?
薬局で勤務をしていると、毎日のように各製薬メーカーさんから添付文章の改訂の案内が送られてきます。
医療費が切迫している現状で、紙である事が必要な事なのかもしれませんが、その経費等をもう少し節約出来たら良いのになぁなどと勝手に思ったりもしています。
(K)