子宮頸がんと風疹のワクチン

ワクチンの今後の動向が気になります。
予防接種法の改正で、今年の4月から定期接種になった「子宮頸がんワクチン」ですが、厚生労働省は一時的に接種の推奨を控える方針を決めました。
これまで推計328万人に接種され、1968件の副作用が報告されているようです。
副作用の症状としては、接種後に長期的な痛みやしびれを訴えるケースが多いようです。
その因果関係はまだハッキリしていないようですが、厚生労働省は、予防接種と痛みの関係について、16の大学病院などを中心に数カ月で、情報収集、分析を進め、再び、積極的に推奨すべきか結論を出す方針のようです。

そして・・・「風疹ワクチン」についてもニュースも入ってきました。
早ければ夏にも供給不足になる可能性があるようです。
なぜかと言うと、今までは予防接種の対象外だった成人男性を中心に接種が急増していることが原因のようです。
厚生労働省は、免疫が十分ではない妊娠希望者や妊婦の周辺の人が優先的に受けられるよう、情報提供や必要最低限のワクチン発注などの協力を都道府県などに求めています。
どちらもこれからの動向に目が離せません。
(K)

川崎病について

たまたま薬局で連続して川崎病の疑いで治療中という患者さんにお会いしました。
今さらですが、「川崎病」について少し。

川崎病は1967年に、日赤医療センター小児科の川崎富作先生が発見したので川崎病と名付けられました。
なぜか日本に多く発生し、4才以下の乳幼児にみられる病気で、血管炎のひとつです。そしてその原因については、まだ分かっていません。
主な症状としては以下の6つがあります。

1) 高熱(38℃以上)が5日以上続く
2) 手足の先が赤くなり、硬く腫れる (紅斑と硬性浮腫)
3) 体に赤い発疹ができる
4) 目が赤く充血する
5) 口唇が赤くなり、イチゴのような舌になる
6) 首のリンパ節が腫れる

この 6つの症状のうち5つ以上の症状を伴うものは川崎病と考えられます。
4つの症状しか認められなくても、経過中に心断層エコーや心血管造影で、冠動脈瘤が確認されたときは川崎病と診断します。
川崎病は冠動脈が血管炎を起し、心臓を養っている冠動脈がふくれ、冠動脈に瘤ができます。そしてそれが詰まると、急性心筋梗塞で突然死を起すことがあります。
この冠動脈瘤は、発病して10日位で見られ、多くは治癒しますが、約10~20%の患者に冠動脈瘤となって障害が残ることがあります。

重症の冠動脈障害が残るのは約3%くらいと考えられています。これが心臓障害のリスクとなります。
治療法は確立されており、アスピリンの約2か月間の服用とガンマグロブリンの投与をして冠動脈瘤ができるのを予防します。
ちなみに、神奈川県川崎市とは無関係です・・・^^)
(K)

東洋医学会総会

来てしまいました鹿児島まで。
「第64回日本東洋医学会学術総会」でお勉強するために、鹿児島まで来てしまいました!
今日から2日間ほどですが漢方漬けになります^^)
(K)

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お薬の止めどき

薬局で患者さんとお話しをしていると、「お薬を飲み忘れても血圧は変わらなかったから、もう飲むの止めちゃっても良いかな?」と言うような独り言?を良く聞きます。
実際には、「お薬は止め時が難しいので、勝手に止めないで先生と相談しましょう」と言われてしまう事が多いのかと思いますが、なぜ止め時が難しいのでしょう?

【降圧薬の場合】

お薬を服用する事によって抑えられていた血圧が、お薬の服用を急に止めると、血圧が反動的に上昇し、状況によっては脳出血などの原因になります。
最近多く服用されている降圧剤は、1日に1~2回の服用で済むタイプが多いと思います。
このタイプのお薬は、お薬の服用を1~2回忘れても、お薬の血中濃度(効果が出る為の血液中のお薬の濃度)がある程度はキープ出来る為、効果が「0」になるわけではありません。
また、血圧は日内変動があり、1日の内で上がったり下がったりします。
測定時期やその時の体調などによっても変わります。食前と食後でも違うんですよ。
なので、「お薬を飲み忘れても血圧は変わらなかったから・・・」と言う事が起ります。
もし、お薬を中止する場合には、少しずつ量を減していくような方法を取る事が多いですが、せっかくコントロール出来ていた血圧がまた上がってしまう事もありますので、主治医とよく相談ながら服用方法を検討してください。

【抗生剤の場合】

体調が良くなってお薬を急に止めてしまうと、細菌が完全に死滅していないために、細菌が再び増殖してしまう場合があります。
処方された日数分は、最後まで服用した方が良いと思います。

【お薬の効果がみられないなぁと思った場合】

薬が効いていないなぁと思った場合は、勝手に止めてしまわずに医師・薬剤師に相談してどうするかを判断しましょう。
お薬によっては、効果が出るまでに時間のかかるお薬もあります。

このような感じでいくつか例を出させていただきましたが、「迷ったら聞く!」と言う事で、近くにいる薬剤師を有効活用しましょう!
(K)

ジェネリック

現在、日本では、ある先発医薬品の特許が切れて、ジェネリック医薬品が発売出来るようになると、その先発医薬品1つの成分に対して、少なくても5,6社、多い時には30社近くのジェネリックメーカーが同時期にジェネリック医薬品を発売します。

当然、薬局で全てのジェネリック医薬品を在庫出来るわけがなく、メーカーさんを選定しなくてはいけません。
6月には数種類の先発品のジェネリックが発売される予定です。

品質は勿論、安定供給に問題がないかなどを比較して決めるのですが、これがまた結構大変で、ジェネリックメーカーさんも包装や形状等に様々な工夫をして特徴を出してきます。
例えば、口中崩壊錠(OD錠とかD錠と言われている錠剤)では、先発品と味を変えて飲みやすくしたり、錠剤に製品名を刻印して分かりやすくしたり、はたまたパッケージのロットや期限の部分が改良されて管理しやすくなっていたりと各メーカーさん様々な工夫をしてきます。
患者さんにとっては飲みやすく、我々にとっては管理しやすいジェネリックの選定が必要です。

あ~頭が痛い^^;)
(K)

薬のネット販売

話題になっている薬のネット販売ですが、厚生労働省は一般用医薬品(市販薬)のインターネット販売に関し、副作用のリスクが高い第1類は販売開始後4年を経過したものを、リスクが中程度の第2類は全てを、条件付きで解禁する方針を固めたようです。

1、2類のネット販売の一律禁止を「違法で無効」とした1月の最高裁の判決を受けて、厚労省は年内に解禁の是非の結論を出すとしていたが、首相官邸の意向により、今月中に結論を示すこととしたようです。
厚労省案では、1類のうち、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」や鼻炎用薬「アレグラFX」など、原則として販売開始から4年以内のものは、薬剤師による薬局での対面販売を維持。
胃腸薬「ガスター10」や発毛剤「リアップ」など販売4年超の1類と、2類全部は、薬剤師らが副作用の説明などを行うため、テレビ電話を使った「疑似対面販売」を義務づけた上で、原則解禁とする。

3類は判決以前から、ネット販売が認められています。
「販売開始から4年」の根拠を知りたいところですね。
ところで、ネット販売の利点と欠点は何でしょう?ちょっと考えてみました。

【利点】

・薬局が遠い遠隔地には便利。
・24時間注文できる。

【欠点】

・購入する人の体調等がよく分からない。→思わぬ副作用等に繋がってしまうかも?
・薬の説明が疎かになる。→服用する薬だけでなく、併用薬等のチェックもどうなるのかな?

利点や欠点だけでなく、経済的な問題も多々あるようですが、このような環境の中で我々薬剤師は、安全にしかも効果的にお薬を服用していただくために何が出来るのか。
とても大きな課題だと思います。(K)

SPFとPA

日焼け止めの表示の「SPF」と「PA」の違いはご存知でしょうか?
地表に届く紫外線は、UV-AとUV-Bの2種類があります。
UV-Aは窓ガラスなども通過します。量的にはUV-Bの30倍あると言われています。
UV-Aは、肌の奥深く真皮まで届き、肌の弾力の低下や、しわ、たるみなど、皮膚の老化を促進します。
雲やガラスを透過するため、曇りの日や室内にいる場合でも肌に影響を与えます。
UV-Bは、大部分が表皮で吸収され、短時間で皮膚に炎症(赤み、腫れ、水疱など)を起こさせる作用があります。
炎症がおさまると、数日して皮膚のメラニン色素が増加して黒く変化します。
くり返しUV-Bを浴びると、しわやしみなどの皮膚老化を促進し,皮膚がんを誘発することもあります。
「SPF」はUV-Bから、「PA」はUV-Aから肌を守る効果の目安です。

SPF(Sun Protection Factor)

数値が高いほど効果があります。
SPF50より高い値はSPF50+で表示しています。

PA(Protection Grade of UV-A)

これまでは「PA+」「PA++」「PA+++」の3段階でしたが、2013年から「PA++++」を加えた4段階になりました。
「+」の数が多いほど防止効果があります。
折角の日焼け止めも、十分な量をムラなく使用しないと効果が半減してしまいます。
顔に塗る場合は、クリーム状の日焼け止めならパール粒1個分、液状であれば1円玉1枚分を手のひらに取り、額・鼻の上・頬・顎に分けて付け、まんべんなく伸ばします。
これを2回繰り返します。
腕などに塗る場合は、容器から直線状に出し、手のひらでらせんを描くようにムラなく伸ばします。
汗で日やけ止めが流れたり、塗った部分を手やタオルなどでこすったりした時は、こまめにつけ直すようにしましょう。
なにより、日射しが強い時は、帽子や日傘などで日射しを遮り、過度な紫外線が肌に直接当たらないようにすることが大切です。
(K)

さぁGW(ゴールデンウィーク)の始まりです!

今日からGWで大型連休の方も多いと思います。
今年は、例年に比べると海外旅行より国内旅行の方が 多いようですね。
皆さんはどちらへお出かけになりますか?

GWの大型連休そして渋滞情報・・・私は例年通り、このニュースを聞きながらカレンダー通りに仕事をしています^^;)
と、言う事で今年も出掛ける予定のない私の予定は、大掃除にしようかと考えています。
我々の業界は、年末も結構ギリギリまで忙しく、年末の大掃除というのがまともに出来ない事も少なくありません。
網戸の掃除なんて年末にやると寒いですしね。
暖かくなってきたこの季節に一挙に片付けてしまおうと意気込んでいますが、果たして・・・
(K)
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今季初の・・・

先週の土曜日に、某大学で行われた企業説明会に出席しました。
もちろん今季(25年度)初の説明会で、出席している学生は新5年生が中心です。
まだ実務実習も始まっていないこの時期の説明会は、普段の説明会とはちょっと嗜好を変えて、「雄飛堂の会社説明」というよりは、「これから就職先を選ぶときのポイント」みたいなことを学生に話をしました。

学生も、具体的な就職先はまだまだ決まっているわけもなく、ほとんどの学生がNoPlanで企業の説明を聞いており、「質問は?」の問いにも、何を質問してよいのやら・・・というような感じでした。

企業側も、ようやく新卒の入社が終わったばかりですからね^^;)
卒業と同時に国家試験がありますので、そのためもあり早い時期から就職の意識を持つことは必要なのかもしれませんが、ちょっと早すぎるかなぁとも思いました。
ちなみに・・・フェイスブックの宣伝は、しっかり忘れずにしてきちゃいました。
(K)

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なんか納得いかないなぁ

少し前になりますが、久しぶりに献血に行きました。
若い頃は、半年に一回くらいのペースで献血していて、献血バッチまでもらっていましたが、転職し、何となく献血の機会が減ってしまいました。
決定的だったのは、「血圧の薬を二種類服用していると献血出来ない」というしばりがあることが判って、それからはスッカリ献血とは無縁になってしまいました。
なぜなら、いつの間にか降圧剤を二種類服用するようになっていたから…(>_<) それでも、自分の血液型の献血を呼び掛けられると、グラッときてしまい、ダメもとで久しぶりに献血に行きました。 最近は、血圧やコレステロールの薬に合剤といって、二種類の成分が一錠になっている薬が増え、私もその合剤を服用するようになっていましたので、「これなら一錠?」なんていう淡い期待をしながら献血ブースへ… まさか…とは思いましたが、なんと合剤なら献血出来たんです。 私もビックリして、問診の時に先生に改めて確認しましたが、現状の規則では献血出来るんですって。 先生も、何ともバツの悪い感じの反応でした。 それはそうですよね。確かに服用するのは一錠でも、実質は二種類服用しているのと同じなんですから。 直近では解消されているのかもしれませんが、何となく「どうなんだろう?」と思い、それ以来、献血には行ってません。 また行ってみようかな(^_^;) (K)