あ~夏休み!

今週の初めに夏休みを取らせていただき、暑い東京から避難していました。
標高2000mくらいまでは、100m標高が高くなると0.6℃気温が下がるそうです。
今回避難していたのは、海抜1500mほどの高原で、最高気温が25℃前後、夜は毛布が恋しくなるほど涼しい環境でした。
同じ頃、東京は35℃・・・確かに10℃前後違うんですね。
(K)

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暑い夜の快眠方法

立秋を過ぎたのに茹だるような暑さで、夜もなかなか寝つけない事が多いですよね。
快眠を得る為の方法として、体の内部の体温を下げる事が全身の休息状態になり、結果的に快眠を得られる事になるようです。
と言っても下げ過ぎてはダメなのは当たり前で、「快適」に感じる温度まで下げる事が大切で、「寒い」と感じたら下げ過ぎです。
では、どんな方法が良いのでしょう?

・エアコンや扇風機での室温コントロール←下げ過ぎないように!
・寝る直前に入るお風呂はぬるめのお湯で。暑いお湯に入る時は、寝る1時間以上前に。
・冷却シートや氷のうなどで、首筋やわきの下を冷やす。
・寝酒は逆効果の事もあり。眠りが浅くなる事もあります。
・寝つけない時は、無理をせずテレビや本でリラックスしましょう。

いかがでしょう?あくまで参考ですが、寝苦しい夜などにはお試しください。
睡眠の時間も大切ですが、短くても質の良い睡眠を心掛ければ、体調の維持の役に立つはず・・・です^^)
(K)

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ビールとその仲間達の成分を調べちゃいました!

おいおいブログまでビールネタかよ・・・とは思いましたが、面白い資料が手に入りましたので^^)
現在、日本の飲料メーカー大手4社で販売しているビール類?は、何種類あるでしょう?
ビールは42種類、発泡酒は10種類、新ジャンルは29種類、ビールテイストは6種類(2013年6月現在)あるようです。スゴイ数の種類ですよね。

この違いってなんでしょう?

簡単に分類すると、発泡酒は、ビールに比べて麦芽の使用量が少ないもの。新ジャンル(旧:第三のビール)は、原料の主役が麦芽では無いもので作られているもの。ビールテイストは、アルコール0%のまさにビールテイストのもの。と分けられます。
それぞれに、様々な特徴がありますが、その350ml中に入っているアルコール分(%)、エネルギー(Kcal)、糖質(g)、プリン体(mg)の量を調べちゃいました。

数値は平均値で、()内は最低と最高の数値です。

種類             アルコール(%)     エネルギー(Kcal)        糖質(g)       プリン体(mg)

ビール            5.45(4.5~8)      161.5(116~259)   13.1(9.1~38.3)   30.0(18.2~47.3)

発泡酒            4.65(3.5~5.5) 119.0(67~158) 6.7(0~12.6) 9.3(0.1~14)

新ジャンル    4.88(3.5~7)      137.8(63~179) 6.8(0~13.3)    14.5(0~35)

ビールテイスト        0.00            53.8(0~98)  8.5(0~23.8) 6.1(0~14)

やはり、プリン体はビールが高めです。エネルギー・プリン体共に意外と高いのが新ジャンルでした。
ちなみに数値は、あくまで参考値としてみてくださいね。
暑い夏、皆さんのビール選びの一助になればと思います^^;)
(K)

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ディオバンの問題

高血圧治療薬「ディオバン」(一般名バルサルタン)の臨床研究に関する問題が話題になっていますね。
このディオバン問題は、京都府立医大の松原弘明元教授が患者3,000人を対象とした研究で、「ディオバンが降圧効果だけでなく、他の薬と比べて脳卒中や心臓病を45%減らせる効果がある」という画期的な論文を発表した事に端を発しています。
この論文が、脳卒中や心臓病のリスクを減らす効果があるように、研究データの改ざんやねつ造が行われていました。
大学側も調査を行い、「論文の結論は誤りだった」と認めています。

当然のように、ディオバンを服用している高血圧患者さんの間で不安が広がっており、中には高血圧の治療そのものに疑問を持ち始めた患者さんもいるようです。
これを受け、日本高血圧学会から

・高血圧を放置すると脳卒中や心筋梗塞の発症リスクが増大する
・降圧治療には様々なものがあり、個々の患者の状態に応じて医師が決定している

そして、「担当の先生とご相談されて、治療を継続されることをお勧めします」と治療の継続を呼びかけています。
販売元のノバルティスファーマ㈱もディオバンの高血圧に対する有効性と安全性は確立しており、問題がないことへの理解を求めています。
確かに、ディオバンの降圧効果そのものが否定されているわけではありませんので、服用を突然中止してしまうのは良くないと思います。
是非、主治医とよく相談していただき、ディオバン服用の有無は別として、降圧治療自体は継続していただきたいと思います。
(K)

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塩分補給はどの程度必要?

暑い日が続きますね。
今年は、熱中症で病院を受診する方が特に多くなており、十分な水分補給などの注意を促しているのを耳にします。
この水分補給と同時に、塩分の摂取が推奨されている事が多いのですが、現在の日本人の平均塩分摂取量は1日10gを越えており、日常生活でかく汗の量程度なら、意識して塩分を補給する必要はないという指摘もあるようです。

厚生労働省が定めている1日の食塩摂取量の目標は、男性9グラム未満、女性7.5グラム未満です。
最近では世界的に減塩の機運が高まり、世界保健機関(WHO)は5g未満を提唱しているとも言われています。
ただし、注意したいのは屋外での労働や運動により大量の汗をかいたときには、水分とともに塩分も大量に失いますので、水だけを飲むと血液中の塩分の濃度が薄まって筋肉の痙攣(けいれん)などを起こしてしまう事があります。
そのような時には、スポーツドリンクなどで塩分を補う必要がありますのでご注意ください。
(K)

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暑くなりましたね^^)

関東地方は、梅雨が明けたと思ったら一気に猛暑になりました。
薬局の入り口もちょっと夏気分にマイナーチェンジです^^)

そのような中、風疹の流行が一段落してきたかもしれません。
5月の多い時には、週に800人もの感染者増だったのが、先週は400人以下の増加に下がった?ようです。
そうは言っても、例年より多いのは変わりません。まだまだ油断はしないようにしましょう。
(K)

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認知症の薬が別の効果も?

アルツハイマー型認知症の治療薬にアリセプトという薬があります。
アリセプトを発売しているエーザイさんで、この薬がダウン症に伴う生活行動の低下を改善するかどうかを見る臨床試験が8月から始まると発表がありました。
この臨床試験で効果が確認されれば、ダウン症の症状を改善する初めての治療薬になります。
アリセプトというお薬は、アセチルコリンという神経伝達物質を分解する酵素「アセチルコリンエステラーゼ」の働きを阻害する作用があり、それによってアルツハイマー型認知症の進行を抑える薬です。

ダウン症成人の脳内には、若いうちからアルツハイマー型認知症と同じたんぱく質が沈着しやすく、過去に同様の臨床研究を長崎大が行ったところ、生活の質が向上したという結果が得られているようです。
まだ少し時間がかかるとは思いますが、良い結果が出ると良いですね。
(K)

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おふじさん(北区十条)

先週末のFBに投稿した「おふじさん」の様子です。
日曜日と言うだけでなく、富士山が世界文化遺産に登録された事もあり、例年より多くの方が訪れているようです。
時期的に雨に降られる事が多いのですが、今年は雨の心配もなく、お祭りが楽しめているようです^^)
(K)

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クールビズ

今週の漢方薬の投稿で、夏の体調管理に少しふれました。
多くの企業で、ECOの意識が高くなり、仕事場のエアコン設定も高めになりました。
クールビズも大分定着して、上着を着ていない男性サラリーマンも普通になってきました。

そのような中、まだまだ上着が離せない業界もあるようです。
その一つに製薬メーカーさんがあります。
仕事がら、製薬メーカーさんの営業さんとお会いすることが多いのですが、多くのメーカーさんが上着どころか、ネクタイまでキチンとしめていらっしゃいます。
会社のルールなのか、業界の雰囲気なのか、はたまた本人のポリシーなのか?
当然、私の勤め先も冷房の設定温度は28℃なので、お話をしていても汗が引きません(^^;
もちろん、「上着をとってください」と声をかけますが、中には「長年の習慣で、汗をかきにくくなっています」などと言われる方もいます。

夏の本番はこれからです。
来月からは「夏の節電」もはじまります。
健康になるためのお薬を販売しているのですから、自らの体調管理のためにもクールビズをオススメします(^^)d
(K)

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トクホ?

先日、大学受験の為に最近部活を引退したコーラ好きの息子が、「これから食事をする時にはトクホのコーラにしようかな」なんてつぶやいていました。
確かに運動部に在籍していたので、今までと同じように食事をしていたらちょっとどうかとも思いましたが、まだまだ育ち盛りなので、親父としては「そんなに気にしなくても良いのでは?」と答えつつ、気にしなくてはいけないのは自分だなぁ・・・でもコーラでトクホってありなの?

私の幼少時代には、「コーラを飲むと骨が溶ける」なんて言われて、なかなか飲ませてもらえなかった記憶があるのですが^^;)
まずはトクホ(特定保健用食品)のおさらいから。
トクホとは、「身体の調子を整える」などの働きがある成分を加工した食品で、効果や安全性が動物や人などへの試験で科学的に証明され、なお且つその健康表示(健康への効果を示す表現)を厚生労働大臣が許可した食品の事です。

トクホというと、何となく青汁・黒酢やオリゴ糖等のイメージがあったのですが、嗜好品に近いコーラやコーヒーのトクホってどうなんでしょう?
メタボ対策として、きっかけの一つになれば「あり」ですかね・・・
その内、お酒のトクホが出てきたりして・・・それは無いか^^)
(K)

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