漢方薬の話

フェイスブックで漢方薬の話を投稿したらちょっと反響が良かったので、調子に乗って・・・・・
急性胃腸炎の吐き気の症状に、漢方薬として「五苓散」(ごれいさん)を紹介いたしましたが、二日酔いにも・・・という投稿がありました。
二日酔いに効果があると言われている漢方薬には、大きく分けて、呑む前に飲む薬と呑んだ後に飲む薬があります。
呑む前の代表格と言えば「黄連解毒等」(おうれんげどくとう)や「黄連湯」(おうれんとう)が有名です。
これらは、二日酔いの予防として服用しますが、「漢方薬を飲んだから」という事で、アルコールを飲み過ぎてしまっては効きません。

そして、呑んでしまった後の場合は、二日酔いの症状によってちょっと使い方が変わります。
水っぽいむくみ等には「五苓散」、吐き気・むかつきには「半夏寫心湯」(はんげしゃしんとう)や「五苓散」、とにかくスッキリという時には「黄連解毒等」が良いようです。
ちなみに、これらの漢方薬は、全てがOTC(ドラックストアー)で販売されているわけではありません。
医療用の漢方薬(処方箋でもらう漢方薬)の場合は、「二日酔い」が保険適用になるかどうか微妙なところなので、医療機関に確認の上で受診してください。
また、漢方薬もお薬です。副作用が無いわけではありませんので、お薬を服用する前には、医師・薬剤師にご相談ください。
年末年始は、普段よりお酒を呑む機会が増えますが、適度に呑む事を心掛けて、楽しいお酒をのみましょう^^)      
(K)

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2012社員旅行

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初めて参加する社員旅行。ワクワク。
行き先がいわきだと聞いた瞬間、地元の私としては『えっ、ここなの?』正直複雑な思いでした。
二日目の見学コースの中に、津波の被害が大きかった場所が含まれていたからですが、昨年の風景が頭から離れていなかったのです。
一日目の宴会はとても愉快で、特に全員参加の腰振りフラダンスゲームは、個性があり賑やかでした。
久しぶりに大笑いした感じです。
また宴会後に見た宿泊先のスパリゾートハワイアンズのフラダンスショーでは皆さんの興奮して楽しんでいる姿を見て感激しました。
この踊りが『いわき』に戻ってきて本当によかったです。

二日目は私が配属されている薬局を皆さんに見ていただいた後、かまぼこ工場を見学し、アクアマリンふくしまへ行く途中で津波にみまわれた地域へ行くことになりました。
海が近づくにつれて心が折れそうになりましたが、残った岸壁や壁に地元の人達が描いた明るくて楽しくなるような絵を見て、少しずつですが『いわき』は確実に前に向かって動き始めていることを実感しました。
そして改めて社員旅行が『いわき』でよかったと思いました。
皆さんがたくさんお土産を買ってくれました。本当にありがとうございました。
今度はプライベートでも是非お越しください。
二日間の旅行を通して『ふるさと』のよさを見直すことが出来て、本当によかったです。
(M)

寒くなってまいりました

今年もあと1ヶ月をきりました。
寒さや乾燥と一緒に、ウイルスが原因の感染性胃腸炎やインフルエンザが流行りはじめています。
うがいと手洗いを習慣にして、感染予防を心がけましょう!

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保険証

調剤薬局の受付で「保険証をお持ちでしたら確認をさせていただけますか?」などと言われたことはありませんか?
病院やクリニックで1回見せているのに、薬局でも必要なのか?と思われた方も多いと思います。
処方箋でお薬を調剤する場合のお薬代(患者さんの負担金)は、病院やクリニックの支払いと同じように健康保険を使って、その割合に合わせた額を支払っていただいております。
処方箋には保険番号が記載されています。その記載された保険番号は、病院やクリニックで転記された番号です。その多くが手作業である事が多い為、稀に入力が違ったり期限が切れてしまっていても気が付かない事があります。

人間のやることなので、100%はありません。番号が違っていたり、期限が切れていたりすると患者さんの負担金の割合が違ったり、保険で支払われるはずの部分が支払われなくなったりしてしまいます。
その為、初めて薬局にいらしていただいた患者さんや、今までと保険が変わった場合等に、処方箋に保険証の番号が入っていても、その確認のために保険証の提示をお願いすることがあります。
ご理解いただき、保険証の提示にご協力いただきますようお願いいたします。
(K)

薬局の話

皆さんは、お薬をもらいに調剤薬局へ行ったとき、「名前が呼ばれるまでに時間がかかるなぁ」「後から来た人の方が先に呼ばれてる」などと言う事がありませんか?
調剤薬局では、何をやっているのだろう?
これって分かっているようで分からないですよね。
多くの調剤薬局では、処方箋を受け取るとまず処方箋の内容をパソコンに入力します。
調剤薬局で処方されるお薬は、病院やクリニックなどと同様に健康保険を使っているので、調剤薬局で必要になる負担金を計算します。
その後調剤(お薬を用意します)に入るのですが、ヒート品と言われる錠剤や既にメーカーでパックされている粉薬等だけで調剤が出来る場合は、ほぼ順番通りにお呼びすることが出来、時間もそれほどかからない事が多いです。この場合は、患者さんの待ってる人数に待ち時間が比例します。

しかし、薬局で粉を混ぜていたり、シロップを調合したりするとその工程に時間がかかります。
シロップは1つ1つをシリンダーで量を計って混合します。粉薬も1つ1つを計りで計って、必要であれば混合して分包機という機械で1回分づつに分包します。
外用薬でも何種類かの軟膏を混ぜ合わせる場合には、やはり混ぜ合わせる時間が必要です。
調剤をする上で、このような工程が必要な場合、お薬の出来あがる時間が前後し、患者さんをお呼びする順番も変わってきてしまいます。
シロップや粉を計るケースで一番多いのがお子さんのお薬です。
本来であれば、具合の悪いお子さんを優先的に調剤して、早く帰宅させてあげたいのですが、どうしてもお子さんの場合は、症状や年齢、体重等によってお薬を細かく計らなくてはならないケースが多く、お待たせしてしまったり順番が前後してしまいます。

「最初から作っておけば良いではないか」という声が聞こえてきそうですが、もちろんそのような対応が出来るものは「予製」と言って予めお薬を混合しておいたりするような事もしますが、基本的には症状や体重等によってお薬の量が少しずつ変わってきてしまう(特に小さいお子様)ので、処方箋を見てから調剤するというのが基本になります。
調剤が終了したら、「監査」と言ってお薬の飲み合わせの確認はもちろん、お薬がキチンと処方箋通り出来ているかを確認します。
これも粉薬やシロップ剤の場合には、重さを計ったり異物の混入が無いかどうか等の確認で時間がかかってしまいます。
お薬の量や種類が違うと思わぬ副作用が出てしまう事がありますので、この監査という工程は非常に慎重に行われます。

では、時間がどのくらいかかるのか知りたい時にはどうしたら良いのか?
処方箋を渡す時に、「どのくらい時間がかかりますか?」とお尋ね頂けるとおおよその時間はお答えできると思います。
お急ぎの場合や時間を確認したいときには是非お尋ねください。
(K)

ブログ開設いたしました!

とうとう雄飛堂がブログにまで手を出し始めました^^)
今までフェイスブックでいろいろと情報をお伝えしておりましたが、フェイスブックよりもう少し掘り下げた内容をブログで発信したいと思っています。
内容については・・・期待してください。
(K)

2012社員総会

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新入社員として参加する初めての社員総会が5月に行われました。
総会は社長から昨年の店舗の目標達成率やねぎらいの言葉があり、今年の会社の目標を社員全員で共有することから始まりました。
さらに今回は初の試みとして、全店舗による「接遇」をテーマにした発表の場が設けられました。
接遇と一口にいっても店舗により重要視している点が異なり、各々の店舗の特色を感じることができて、さらに患者さんに対する対応の大切さを共有できる場となりました。

その後に開かれた懇親会では、それまでの総会での厳粛な雰囲気が嘘のように和気あいあいとした場となりました。
会場ではバイオリンの生演奏が流れ、とても華やかで社会人になった気がしました。
雄飛堂の社員が一同に集まる場へ初めての参加でしたが、アットホームな雰囲気を感じました。
入社時にお世話になった方や他店舗の社員と改めてお話しする機会が無かったため、こうした場があることで交流が深められたと感じました。
勤続5年、10年、20年の方が表彰されるのを見て、長く働く事の出来る会社なのだと思い、私も長く勤め、しっかりとした薬剤師になりたいと思いました。
(O)

弊社豊島区の薬局がTVに出ました!

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それは今年1月半ばの昼下がり。本部に1本の電話がかかってきました。
「日本テレビと申します」と女性の声。
Tさんとおっしゃるディレクターさんのようです。
ご用件をお伺いすると「日曜朝8時から放映中の『シューイチ』という番組内で映画『ALLWAYS三丁目の夕日’64』の公開にちなんで、三丁目にある[ゆうひ]と名の付くお店を探していたところ、御社の豊島区にある4店舗すべてが三丁目でしたので、もしよければ取り上げさせていただけないかと…」という内容でした。

つまり【三丁目のゆうひ堂】というわけです。

私は当社の薬局27店舗すべての住所を当然のことながら把握しておりませんでしたのですぐに住所一覧を取り出し確認したところ、エリアはまったく別なのに本当に4店舗とも三丁目だったのです!
私は電話口で思わず「あ、ほんとだ…」と言い、「これは何か理由はあるんですか?」とTディレクターに尋ねられましたが、そんなものはあるはずもなく「いやぁたまたま、偶然です」とお答えするほかありませんでした。
1月22日(日曜日)の放映に合わせ、明日(金曜日)現地を撮影したいとおっしゃったので快諾したのですが、翌日はなんと朝から雪。するとお電話があり「この天気なので明日(土曜日)西池袋のお店だけでも撮ろうと思います」とのこと。
「もしかすると店舗の写真だけの紹介になるかも知れないので、念のため写真を送ってください」と頼まれ、ホームページを管理してもらっている業者さんにお願いしてホームページ用の写真を用意することはできました。
でもまだ本当にこの企画が放映されるのか判らなかったので、当日のオンエアを観るまで半信半疑だったのですが…。
しっかり放映していただけました!
ご覧になられた方、いらっしゃいましたか? ちなみに放映された内容の中に出てくる[広報担当]という人物は私のことです。
(T)