アニサキスによる食中毒を予防しましょう

アニサキスという寄生虫による食中毒が増えているようです。
厚生労働省への取材で、魚介類を生のまま食べて寄生虫「アニサキス」による食中毒になったとの被害報告が増えていることが分かりました。
2007年には6件しかなかった食中毒が、2016年は20倍超の124件に増加しているそうです。激しい腹痛などの症状が出るといい、厚労省は、加熱や冷凍を求め、生で食べる前には目視で確認するなどの対策を呼び掛けています。

アニサキスは寄生虫の一種で、幼虫がサバやカツオ、サケ、イカ、サンマなどに寄生し、魚介類が死ぬと内臓から筋肉に移動します。幼虫は長さ2~3センチ、幅0.5~1ミリくらいで、白い糸のように見えるのが特徴です。

問題は予防方法です。
一般的な料理で使う程度の食酢での処理、塩漬け、醤油やわさびを付けても、アニサキス幼虫は死滅しません。
では、どうするかというと、先ずは加熱してください。(60℃では1分、70℃以上で瞬時に死滅します。)もう1つは冷凍してください。 (-20℃で24時間以上冷凍すると感染性が失われます。) との事ですが、せっかくのお刺身を加熱したり冷凍してしまっては、ちょっと味気ないですよね。そこでどうするかというと・・・なんと、目視で確認ができるそうです。
詳しくは厚生労働省のHPを参考にしてください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000042953.html
症状としては、食べてから2~8時間後に突然激しい腹痛や悪心、吐き気、嘔吐に襲われるようなので、お刺身はシッカリ見てから食べましょう(K)
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連休明けの月曜日は要注意?

旭労災病院(愛知県尾張旭市)の研究チームが、全国で働く男女207人を調べたところ、月曜午前は他の曜日と比べ、心臓にかかる負荷が高まっていることが分かったとの事です。
原因は休み明けの仕事のストレスとみられているとか。

月曜午前は労働者の心筋梗塞や脳卒中の発症が多いとされており、木村玄次郎病院長は「心疾患などを減らすためには(月末の金曜日に仕事を早く終える)プレミアムフライデーよりも月曜の仕事量を減らすべきだ」と話しているそうです。
ちなみに、調査対象は、主に全国の労災病院で働く男女で、平均年齢は約51歳。平日に働く人たちで、夜勤従事者や既往症のある人は含まれていません。

5月8日(月)は、連休明けの方も少なくないのではないでしょうか?
気合を入れるのも大切ですが、入れ過ぎないようにしましょう。ちなみに私は適度に仕事が入っているので、大型連休にはなってないから大丈夫?(K)
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お酒の強さが遺伝子で分かる?

お酒に強いとか弱いとかよく言われますが、要はアルコールの代謝能力という事なのですが、「合同会社武庫川ライフサイエンス研究所」(武庫川女子大学の関係者が設立したベンチャー企業)では、そのアルコール代謝能力を遺伝子解析で検査する技術を確立し、事業として始められるようです。
https://www.kobe-np.co.jp/news/iryou/201704/0010084013.shtml

毎年のように、急性アルコール中毒のニュースが報道されますが、このような検査で事前に自分がどうなのかが分かれば、このような事故も減らすことが出来そうですよね。
検査の方法は、口内の粘膜細胞を採取し、水溶シートに含ませて提出するだけで、遺伝子解析後、5タイプのアルコール体質に分類されるようです。今のところ、大学や法人、医療機関など団体からの依頼に限られているようです。「研究成果を社会に還元する事業。自治体の成人式などでも使ってもらいたい」との事です。
お酒は、個人個人のペースで楽しく飲みましょう!(K)
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受動喫煙と肥満の関係?

厚生労働省が発表した「21世紀出生児縦断調査(平成13年出生児)特別報告」の中で、乳児期に親が喫煙しない子どもに比べ、親が喫煙する子どもの過体重・肥満率が高いことが分かりました。
親が室内で喫煙する家庭の子どもは、室内で吸わない場合よりも過体重・肥満率が高い傾向にあるようです。

この調査は、全国の平成13年(2001年)に出生した子どもを対象に、長年にわたって追跡する縦断調査として、平成13年から実施しており、対象児が中学生になったことから、子どもの成長や健康、将来に対する意識などに与えた影響についてまとめられました。
第1回調査(生後6か月)時点の親の喫煙状況別に第3回調査(2歳6か月)以降の各調査回における子どもの過体重・肥満率を集計しています。父親・母親の喫煙の有無と喫煙場所によって、「非喫煙群」「喫煙群(子の受動喫煙なし)」「喫煙群(子の受動喫煙あり)」の3つに分類しています。

分析の結果、男児・女児ともに「非喫煙群」に比べ、「喫煙群(子の受動喫煙あり)」と「喫煙群(子の受動喫煙なし)」の過体重・肥満率が高いことが分かりました。特に「喫煙群(子の受動喫煙あり)」の過体重・肥満率は、すべての月齢においてもっとも高いことが分かりました。
「喫煙群(子どもの受動喫煙あり)」の過体重・肥満率は「非喫煙群」よりも高いことから、受動喫煙が子の過体重・肥満に影響を及ぼしている可能性が示唆されるとあります。
ちょっと意外な関係かもしれませんね(K)
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サプリメントとドーピング

世界反ドーピング機関(WADA)の禁止リストに抵触しない商品を認定している日本アンチ・ドーピング機構(JADA)が、2017年度から認定基準を厳しくする事が分かりました。JADAは原材料の管理など製造過程の認証検定などを事業者に求める方向です。

2017年度からのJADA認定では、これまで承認時だけだった商品の検査を1商品ごとに年2回実施するほか、原料の全量管理など製造過程の監査をする事になりました。
認定に必要な費用は、協賛金(年間600万円)に代えて導入される認証マーク使用料が年間1,000万円必要になります。商品の定期検査が1商品ごとに1回35万円。第三者認証機関による製造過程の認証は約230万円で、施設が不足している場合は設備投資が必要となる事もあるようです。

2017年度は4社がJADA認定を取得する見込みで、味の素(東京)は「必要な進化」と評価して対応するようです。
ただ一部には、必要経費が増えるため、JADA認定から海外の認証プログラムに切り替える動きも出ているようです。2016年6月までJADA認証を受けていたドーム(東京)は、英LGC社の認証プログラムに切り替えるようです。原料リストの提出や商品の抜き打ち検査でWADA禁止リストに抵触していないかを調べる仕組みで、ドームの担当者は「国際的に認知された認証プログラムで、費用はJADA認証の3分の1で済む」との事です。

記憶に新しいのは、J1広島のDF千葉和彦(31)が昨年、ビタミン剤(サプリメント)に混入した禁止物質でドーピング違反になっています。2020年の東京オリンピックに向けてドーピングに関する話題が増えてきていますね。
薬剤師の中には、スポーツファーマシストというJADAから認定された薬剤師もいますので、上手に活用して欲しいです。
スポーツファーマシストHP
http://www.playtruejapan.org/sportspharmacist/
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