蚊が媒介する感染症

デング熱につきましては、9月に投稿させていただきました。作日、代々木公園の立ち入り禁止も解除され、少し落ち着いてきたようですが、蚊が媒介する感染症について少し資料がありましたので紹介いたします。

蚊は、世界中には約3,300種類ほどが知られていて、その内日本では約130種類が知られているようです。地球上に現れたのは、なんと1億5,000年前と言われているようで、その頃は爬虫類を吸血していたようですが、鳥類や哺乳類が出現してからはそちらにシフトしたようです。
蚊は大きくハマダラ亜科、ナミカ亜科、オオカ亜科の3つに分けられますが、ハマダラ亜科・ナミカ亜科の多くは吸血性でその一部が感染症を媒介する事があります。オオカ亜科の蚊は吸血しないそうです。

吸血する蚊は、メスだけでオスは吸血しないんだそうです。蚊の常食は、オス・メス共に花の蜜や樹液などですが、メスに限っては、卵を発育させるために必要なタンパク質を得るために吸血するそうです。そして、この吸血と産卵を3〜4回繰り返すみたいです。

蚊によって媒介する感染症には、デング熱・日本脳炎・ウエストナイル熱・チクングニヤ熱・黄熱・マラリア・バンクロフト糸状虫症・マレー糸状虫症などがあるようですが、日本脳炎・デング熱以外は、現在国内感染の報告は無いそうです。
蚊は、吸血する時に血液と一緒に種々の病原体を取り込みます。この病原体が、再吸血時に唾液とともに別の個体に注入されることによって感染します。
感染経路については、鳥→蚊→人(ウエストナイル熱など)、豚→蚊→人(日本脳炎など)、もちろん人→蚊→人などの経路が考えられます。

皆さんご存知のように、蚊は飛びます。なので、成虫の防除はなかなか難しくなってしまいます。よって蚊の防除は水中にいる幼虫(ボウフラ)の段階で防除する事がポイントになります。
・不要な水溜りを無くす
・水溜りが撤去できない場合には、定期的な清掃、水の交換等で対応する
・幼虫の天敵(金魚やメダカなど)を利用する
などがポイントになるようです。
(K)

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