エボラ出血熱のワクチン情報

現在、世界中を震撼させているエボラ出血熱ですが、世界保健機構(WHO)からワクチンについての情報が示されました。
会見によりますと、開発中の感染を防ぐためのワクチンは、2015年6月末までには数十万人分、2015年の年末までには数百万人分が製造される見通しのようです。
開発が進んでいる2社の製薬メーカーのワクチンについて、臨床試験の結果が早ければ今年の12月にも出るようで、その結果によって、先ずは医療従事者に摂取して効果を確認する予定のようです。
一般の方を対象にした大規模なワクチン接種に関しては、今のところ未定のようですが、WHOでは「2015年6月より前は無い」との見方を示しています。

国内に目を向けてみると、厚生労働省が専門家会議を開催し、国内での感染者が出た場合には、医師の判断で未承認の治療薬を投与出来る事を認める方針が決まったようです。
但し、服用に関しては、有効性が確認されていないことなどを患者さんに説明して、同意を得る事が前提条件になります。
薬に関しては、「アビガン」(ファビピラビル)を主に想定しているようです。

この「アビガン錠」ですが、元々はインフルエンザウイルスの感染を防ぐために開発された薬剤で、既に発売されている抗インフルエンザ薬とは異なった作用を持っています。
現在、製造承認はおりていますが、他の抗ウイルス剤のようには使用することができず、全国的・世界的な大流行(パンデミック)が発生した時用の治療薬として政府が管理しています。理由は、人で行う臨床試験の前に実施した、動物による安全性試験で、重篤な副作用の可能性が認められたためと言われています。

何とかこれ以上の感染拡大を防ぎたいところです。
また新しい情報が入りましたら投稿したいと思います。
(K)

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