東日本大震災時 薬剤師としての支援活動
2011年3月11日に発生した東日本大震災により被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
雄飛堂では被災地に不足した医療機や社内で集めた義援金を送らせていただきました。
そして、被災地で医薬品や薬剤師が不足する事態となっている中、一人の薬剤師として何かできないかと思い、ボランティア登録をして東京都派遣薬剤師班の一員として5月7日から5月11日まで岩手県陸前高田市に行って参りました。
現地では仮設住宅を一軒一軒、また避難所となっている公民館や体育館などを巡回して、被災者の方たちから薬の相談を受けました。
医薬品供給不足のため定時薬と違う名称の薬が処方され不安に思い服用していなかった患者さんや逆に同種同効薬と気付かずに重複して服用する患者さんに適切な説明をすることができました。
また交通手段がなく医療機関にかかることのできない患者さんのためにOTC医薬品(市販薬)の配布も行いました。
薬剤師でなければできないボランティア活動という貴重な体験をしてきました。 復興にはまだまだ時間がかかりそうですが、私はこれからも薬剤師としてできることを考え、支援を続けたいと思います。
(M)