2010年ロス研修

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10/17から10/24まで、㈱メディセオ主催の第16回USC米国薬剤師セミナーに参加させていただきました。
午前中は、南カリフォルニア大学のヘルスキャンパスで米国の薬剤師の役割と責任、薬局での業務内容について講義を受け、午後は薬局へ視察に行きました。
視察では、錠剤の数も赤外線で数え、最終確認まで薬剤師が触ることのない、調剤ロボットに大変驚きました。これにより、人の手が加わることによるミスを防げるそうです。
他にも、メールオーダー薬局と呼ばれる、郵便やFAXなどで届いた処方箋を調剤し、薬を自宅まで郵送する仕組みに驚きました。
1日に3万枚の処方箋を扱うこの薬局は、まるで工場のようでした。ベルトコンベアの上をボトルが流れ、錠剤が充填されていきます。

ボトルはICチップによって管理されていました。日本と米国には調剤の仕方に大きな違いがありましたが、患者さんとのコミュニケーションを大切にすることは、どちらにも共通していました。
また、説明して下さる米国薬剤師の方々のお話からも、自分達の仕事に対する誇りと熱い情熱が伝わってきましたし、一緒に参加した他社のみなさんも非常に向上心が高く、良い刺激を受けました。
短期間でしたが、この研修で得た経験は、私にとって素晴らしい財産となりました。
このような貴重な機会を与えて頂いた事を感謝し、今後の仕事に役立てていきたいと思います。