B型肝炎のワクチンが定期接種に
B型肝炎ウイルスの感染を防ぐためのワクチンが、10月から0歳児を対象に原則無料で受けることのできる定期接種になりました。
1歳になるまでに3回の注射が必要になるため、乳幼児期のワクチン接種スケジュールの調整が更に必要になってきます。
定期接種の対象は、今年4月以降に生まれた0歳児が対象になります。
標準的なスケジュールとしては、生後2か月・3か月・7~8か月に接種するスケジュールになります。という事は、4月生まれのお子さんはなるべく早く接種しないと1歳までに接種が終わらなくなってしまう恐れがありますので、かかりつけの医師に早めの相談をお勧めします。
最近では、お子さんが接種対象となるワクチンが増えており、今後もおたふくかぜやロタウイルス感染症のワクチンも定期接種の候補になっているようです。日本小児科学会が推奨する接種スケジュールを見てみると、1歳前後のになるまでに、任意も含めると10種類以上の接種が必要になることになります。
https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/vaccine_schedule.pdf
発熱などで予定通り予防接種が出来ないと、ただでさえ日程が込み合っているのに、接種スケジュールがますますキツクなってしまいますよね。状況にもよりますが、ワクチンの同時接種という事に関して、医師との相談の上検討する事も必要になってくるかもしれません。
(参考)
https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/saisin_1101182.pdf
フェイスブックページ「教えて!薬剤師さん」
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